隊長の力 ＊ハルタ視点 ページ17
ヴィ「勝ったわ！サーシャさんがデリンジャーに！」
眩しい閃光に二段目が包まれたかと思ったら、ヴィオラのその言葉。
「まぁ当然だよね」
マ「それで？様子は？」
ヴィ「ボロボロよ。倒れてしまって動かない」
心配になって飛び出そうとしたオレの腕をマルコが掴む。
マ「おそらくさっきのは雷獣の技と似たもんだよい。覇気を一気に使いすぎて倒れてるだけだ。大丈夫だよい」
「…あぁ」
心配だけど無事ならいい。もうあそこには敵はいないみたいだからひとまず安心できる。
そして、ヴィオラが次々と勝利の報告をしてくれる。
便利な能力だ。
ウ「さすがだぜ！このままいけば…。って嘘だろ…？！」
「でもまぁ…」
マ「そう簡単にはいかねえみたいだねい」
王宮のある台地に背を向けていても分かる。この感じ、最高幹部か。石像が動き出してこちらに向かってくる。
リ「皆逃げるのだ！」
リク王の言葉に市民と長鼻たちは逃げるけど、オレとマルコは逃げれない。
？「リク王はいるか？」
確か名前はピーカ。石に出入りできるんだっけ。
リ「私ならここだ！」
バカみたいに答える。
リ「狙うなら私だけを狙え！さぁ君たちも逃げるんだ！」
だけど、台地の縁に立ってリク王の前に立つ。
「オレたちにはこの国がどうなろうと正直どうでもいい。それでも、ここにはAが世話になった麦わらの一味がいる」
マ「本来なら敵どうし、助ける義理はねえ。けど、あいつがそれを望むなら…」
「オレたちはお前らを助けてやる」
マルコと二人、覇気を剥き出しにする。オレは剣を抜いて武装色をまとわせ、マルコは青い炎をチラつかせる。
ピ「な、なぜお前たちが…！白ひげ海賊団…！！」
A視点
バルト君と話していると、下からゾロ君に呼ばれて顔を覗かせる。
「何？」
ゾ「お前六式で空飛べるだろ！それでおれをあいつのところまで運べ」
「無茶言わないで…普段ならともかく今は無理よ。それに、あそこにはお兄ちゃんとマルコがいるから大丈夫」
ゾ「奴の能力の特徴知らねえだろ」
「マルコもいるから何とかなると思うんだけど…」
ゾ「もういい」
自分勝手ね…。
ピ「ドフィに報告を…！」
「逃げんなよ」
剣を振って奴の右腕を一本落とす。ロロノアが何かやろうとしてるけど、腕の一本や二本別にいいよな。
ピ「貴様…！」
残念だけどこいつを倒すのはオレたちの役目じゃない。こっちに気を引きつけておいてやるから、ちゃんと決めろよ…ロロノア。
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シュケル - ヒロインも相手をいたぶるのが癖になりましたね！！！！ (2016年12月25日 6時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - それにしても驚きましたよねぇ！！！まさかルッチ達がＣＰ０に昇格するなんて！！！！ (2016年12月24日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 他のリクも心待ちにしていますよ！！！！ (2016年12月24日 10時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - あなたはＣＰ９がお好きなんですね！！！理由は何となくわかります！！！！ (2016年12月23日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - なぜＣＰＯを出そうと思ったのですか？？？ (2016年12月23日 9時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2016年10月10日 20時
