男子トーク ページ7
*
「なぁシカマル」
「...なんだよ」
「お前ってば、ヒヨちゃんの事、好き...？」
「は？」
木ノ葉丸は俺の弟子でありライバル。そう、ライバルなんだってばよ。
任務が休みで修行でもしようかと演習場に来たらシカマルがいた。この面倒くさがりが修行とかすんのか...？って思わず顔を顰めたら、ま、めんどくせぇけどそうも言ってらんないしな、だって。シカマルもシカマルなりに考えてんだな。
んで、お互いのキンキョーホーコク？ってやつをしてたら、木ノ葉丸とヒヨちゃんの事を思い出した。俺ってば、あん時、なんかモヤモヤしたんだってばよ。ヒヨちゃんはすんげぇ可愛くて、優しくて、んでもって、
ーナルトはナルトでしょ？それ以外の、何者でもないよ。ナルトはひとりじゃない。イルカ先生がいるよ。それに、私もいる。
ちゃんと俺を見てくれた、初めての友達...なんだってばよ。それにヒヨちゃんは、
ーナルト怪我してるよ。ほら、見せて？
ーえ？こんなの痛くないよ。友達が痛がってる方が、ずっと痛いからね。
危なっかしくて見てらんねぇから、俺がしっかり守ってやりてぇんだ。他人の事しか考えないから。俺がちゃんと、ヒヨちゃんの事を考えてやりたい。
「ナルトは、ヒヨの事、好きなのかよ？」
「俺は...」
好きかって聞かれたら迷わず好きだって言える。でも、それが友達としてなのか恋愛としてなのかは、まだ分かんないってばよ。
「俺はな、ナルト。将来美人でもブスでもない女と結婚してフツーの家庭を築いて行きてぇと思ってんだよ。でもな、」
確かに、ヒヨと結婚して可愛い子どもと一緒に暮らす未来を想像すると、幸せしかねぇよな。
「...確かに。てか、当たり前だってばよ」
ヒヨちゃんは絶対すげぇ美人になるし、そんなヒヨちゃんとの子どもはぜってぇ可愛いに決まってるし、そんなふたりが待ってる家に帰るなんて、贅沢すぎる。
「つまりな、顔も良ければ性格もありえねぇほど穏やかなアイツに好かれて、嫌な男なんていねぇのさ」
「う〜ん...？つまり、シカマルってば、ヒヨちゃんの事好きってことか？」
「まぁ、4つも年下のガキに持ってかれるのは確かに癪だな」
「え？！シカマル知ってたのか？」
「いのが言ってた」
もたもたしてんな、とも言われた。
「俺は俺なりにやるぜ。ぼちぼちな、」
お前はどうすんだ？
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キーさん(プロフ) - 口調がとってもそれぞれのキャラそのものですごくリアルでした！いつか更新されることを願ってます…！ (2022年5月19日 21時) (
レス) id: 1d2c287881 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅双樹(プロフ) - 大人になった2人を見てみたいです！更新楽しみに待っています (2020年10月9日 18時) (レス) id: 9cc9adf25b (このIDを非表示/違反報告)
骸マホ(プロフ) - 続きがとても気になりました！更新頑張ってください！！ (2020年7月7日 10時) (レス) id: 95e5fb87e1 (このIDを非表示/違反報告)
芸 - すごく面白いです！！！！！！更新待ってます！！！！！！ (2018年11月30日 19時) (レス) id: 8331a2d0c7 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！早く大人になった木ノ葉丸との絡みが見たい(*・ω・*)wkwk更新待ってます！！頑張ってください！！ (2018年8月26日 0時) (レス) id: eb23d37959 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーい | 作成日時：2018年5月31日 19時
