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花が咲いたように笑って走り去っていく木ノ葉丸を見て、よかったなぁなんて思っていると今まで静かに私達のやりとりを見ていたサクラに肩を掴まれた。


「よかったなぁ、じゃないのよ!」

「え、何で私の思ってる事わかったの?」


サクラってエスパー?なんて首を傾げると今度はカカシ先生に呆れたような目で見られた。


「ヒヨ、声に出してたよ」

「あらら、ほんとですか」

「ヒヨちゃんってば、子どもをもてあそぶのはよくないってばよ!」

「も、もてあそぶなんて...そんな風に見えちゃったかな、」

「その気がないのにあんな約束する方が酷だろう」

「無駄よサスケくん、ヒヨのお人好しは今にはじまったことじゃないわ」


寧ろ病気よ、とトドメの一撃をサクラに頂いた。そうか、もてあそんでるようになってしまっているのか…何だか悲しくなって最後の砦であるカカシ先生を見つめてみる。


「ま!俺はそんな優しいヒヨが大好きなんだけどね」

「私も、カカシ先生が大好きです」


大好きなカカシ先生にそんな事を言ってもらえるなんて、嬉しくて思わず口許が緩んでしまう。


「あー!!カカシ先生!それってば、それってば、犯罪だってばよ!!」

「ほんとにそう!教え子に手ぇ出していいと思ってんの!?」

「変態教師だな」

「お前達はほんっとーに可愛くないね、」

「ナルト、カカシ先生と私の好きは恋愛的な意味じゃないよ。私はカカシ先生の事を敬うべき師として尊敬してて好きなの。カカシ先生は教え子として私のことを可愛がってくれているだけだよ」


だから、先生と生徒の禁断の恋って感じのドラマみたいな関係ではないからね。安心して。そうしてにこっと笑ってみせるとまた皆から呆れた目で見られた。


「そうね、ヒヨはこーゆー子だもんね…ま、10歳以上離れてるカカシ先生よりは4歳年下の木ノ葉丸の方がまだ現実的かな...」

「おいおいサクラ...それはちょっと俺が傷ついちゃうぞ、」

「いやいやいや、それなら同い年の俺のがよっぽど現実的だってばよ!」

「私のヒヨはナルトには渡さないわよ!」

「ヒヨにも選ぶ権利はあるからな」

「そうだよナルト、ナルトにも選ぶ権利があるんだから私よりもよっぽど可愛くて性格のいい子が絶対に見つかるはずだからね」



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3→←木ノ葉丸8歳



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設定タグ:NARUTO , 木ノ葉丸   
作品ジャンル:アニメ
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キーさん(プロフ) - 口調がとってもそれぞれのキャラそのものですごくリアルでした!いつか更新されることを願ってます…! (2022年5月19日 21時) (レス) id: 1d2c287881 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅双樹(プロフ) - 大人になった2人を見てみたいです!更新楽しみに待っています (2020年10月9日 18時) (レス) id: 9cc9adf25b (このIDを非表示/違反報告)
骸マホ(プロフ) - 続きがとても気になりました!更新頑張ってください!! (2020年7月7日 10時) (レス) id: 95e5fb87e1 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく面白いです!!!!!!更新待ってます!!!!!! (2018年11月30日 19時) (レス) id: 8331a2d0c7 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです!!早く大人になった木ノ葉丸との絡みが見たい(*・ω・*)wkwk更新待ってます!!頑張ってください!! (2018年8月26日 0時) (レス) id: eb23d37959 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーい | 作成日時:2018年5月31日 19時

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