【NARUTO】初恋は叶えるもの【木ノ葉丸】

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やっぱり、助けてくれた。
にっこりと助けてくれた兄ちゃんに向かって笑うヒヨ姉ちゃんを見て、何か、胸が痛くなった。

俺はヒヨ姉ちゃんに助けてもらったのに、あの兄ちゃんはヒヨ姉ちゃんの事を助けた。

俺、カッコ悪いぞ…コレ。


その後出てきた強そうな赤い髪のひょうたん男に名前を聞かれてたヒヨ姉ちゃんとサスケ兄ちゃん。




「ーねぇ木ノ葉丸ちゃん！聞いてるの？」

「うん？」

「もう！全然聞いてないじゃない！...ヒヨお姉さんが心配なの？」


ヒヨ姉ちゃんは強い。俺なんかよりずっと。今の俺は、ヒヨ姉ちゃんに守られてばっかだコレ...このままじゃ、駄目だ。もっと強くならなきゃダメだ！ヒヨ姉ちゃんを守ってあげられるくらい。ヒヨ姉ちゃんと出会ったあの日、心に決めたんだコレ。


「ヒヨ姉ちゃんは大丈夫だコレ！モエギ、ウドン、行くぞ！」

「え？ちょっと木ノ葉丸ちゃん！どこに行くのよ？」

「しゅぎょーだコレ！！」


ヒヨ姉ちゃんと約束したから。


ーヒヨ姉ちゃんは、中忍になっちゃうのか…コレ、...俺はまだ、下忍にもなってないのに、

ー大丈夫だよ木ノ葉丸、木ノ葉丸なら、私よりもずっと強くなれるから。だから、


ちょっと先でちゃんと待ってるからね。


中忍試験が終わったらヒヨ姉ちゃん会いに行くぞコレ！



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