木ノ葉丸8歳 ページ2
*
それは任務終わりに皆で歩いてる時だった。
「ヒヨ姉ちゃん！」
可愛らしい声で呼ばれて振り返ると、そこには私の可愛いお友達がいた。
「木ノ葉丸！」
どうやらナルトも私の可愛いお友達こと木ノ葉丸とお友達だったみたいで、私が応えるよりも先に木ノ葉丸を呼んでいた。
「ナルト兄ちゃん！今日はヒヨ姉ちゃんに用があるんだコレ」
「何だよ木ノ葉丸、お前ってば弟子の癖に師匠に挨拶もなしかってばよ！てか、ヒヨちゃんと知り合いなのか？」
「ナルト兄ちゃんこそヒヨ姉ちゃんと知り合いだったのか？コレ」
「知り合いも何もヒヨちゃんは第七班のメンバーだってばよ」
「！！！ほんとかコレ！！...ナルト兄ちゃんには絶対負けないぞコレ！」
「うん？何の話だってばよ、」
波長が合うのかすごく仲が良さそうなふたりを微笑ましく見ていると、ふと木ノ葉丸が思い出したかのようにこちらを向いた。
「ヒヨ姉ちゃん！」
「どうしたの？木ノ葉丸」
「好きだコレ！俺と結婚してほしいぞコレ！」
「「はぁあああ？！」」
ナルトとサクラが思わず叫んでる。そうだよね、こんなに可愛い木ノ葉丸が私なんかを好きになってくれるなんて、あってはいけない事だ。だから、
「あはは、ありがとう木ノ葉丸。でもね、木ノ葉丸はこれからたくさんの素敵な人に出会うんだよ。そうだな…木ノ葉丸がおっきくなって、まだ私のことを好きでいてくれたのなら、また教えて？」
「...ヒヨ姉ちゃんはずるいぞ、コレ」
「え？」
「ヒヨ姉ちゃんは、俺がちゃんと大人になるまで、待っててくれるのか？コレ」
木ノ葉丸の事は勿論可愛い弟みたいに思っている。私もまだ子どもだし、恋愛なんて正直よくわからないから、12歳の私が8歳の木ノ葉丸を恋愛対象として見れるかって言われるとそれもまた難しい話で。
でも、木ノ葉丸の真っ直ぐな瞳を見たら、
「もちろん、待ってるよ」
なんて、不確定な未来の約束をしてみるのもいいかなって、思ってしまう。
「約束だぞ！コレ！」
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キーさん(プロフ) - 口調がとってもそれぞれのキャラそのものですごくリアルでした！いつか更新されることを願ってます…！ (2022年5月19日 21時) (
レス) id: 1d2c287881 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅双樹(プロフ) - 大人になった2人を見てみたいです！更新楽しみに待っています (2020年10月9日 18時) (レス) id: 9cc9adf25b (このIDを非表示/違反報告)
骸マホ(プロフ) - 続きがとても気になりました！更新頑張ってください！！ (2020年7月7日 10時) (レス) id: 95e5fb87e1 (このIDを非表示/違反報告)
芸 - すごく面白いです！！！！！！更新待ってます！！！！！！ (2018年11月30日 19時) (レス) id: 8331a2d0c7 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！早く大人になった木ノ葉丸との絡みが見たい(*・ω・*)wkwk更新待ってます！！頑張ってください！！ (2018年8月26日 0時) (レス) id: eb23d37959 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーい | 作成日時：2018年5月31日 19時
