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5 遊ぼ!! ページ8
ノックの音が聞こえると、オレは慌てて、神を隠そうとする。
「おい!早く消えろ!!」
「ひどい言い方ですね。わかりましたよ。また呼んでください」
コソコソと喋っていると、部屋の外から声が聞こえた。
「お姉ちゃん!!いる?」
フッと神が消えたのを確認すると、ああ、いるよ。と返事をしながら、襖を開けた。
「よかった!!ねぇ、いっしょに遊ぼ!!」
「そうだね。小鬼たちを呼んで、かくれんぼでもしようか。」
「うん!!」
リクオは声をあげ、笑顔でうなずいた。
あぁ……やっぱ天使!!
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小鬼たちを呼ぶと、かくれんぼの鬼を決めるじゃんけんをする。
「「「よし!じゃーんけーんぽん!!」」」
そんなオレたちを父さんは片目を閉じながら、縁側で見ていた。
この頃は、まだ誰も、悲劇が起きようとは、知るよしもなかった……
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作者名:桜 | 作成日時:2015年2月27日 20時