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2 探検 ページ28

夜……

「よし…そろったね。メンバーは七人か…」

「あれ?カナ?」

オレはカナを見付けた。怖いの苦手なのに……なんでだろ…

それに雪女と青田坊もいる。あ、雪女って本名氷麗って言うんだ。初めて知った。

自己紹介が終わった後、清継はルートの説明をしている。

ワクワクしている者もいれば、ドキドキしていたり、不安な顔をしている奴も一人。(リクオ)

ついでに言うと、オレたちは悪行っぽいことをしている。

※良い子の皆はマネするなよ!

「うわーー…近くで見ると超不気味ね「ほんとうに人が出入りしてる雰囲気…ないっすねぇ…」

「さっき通った道以外本当に来られないからね………危なくて近寄れないよ」

ギィィ……と音を立てて開くドアを通り、オレたちは中に入った。

「とにかくこと細かく調査だ。ここに妖怪がいるなら…あの人に通じる何かがきっとあるはずさ!!」

……やべーなー……予想以上だ………
オレ暗いとこ無理なんだよなー…

そしてまず、美術準備室に入った。
動くとバキッバキッと床が音をたてる。

「ちょっと!リクオ君勝手にどっか行かないで!」

「や〜い。モテモテ〜(棒)」

こう、からかってるけど……
〜〜っ!やっぱ無理!!

「リ、リクオ……オレも…いいか?」

「えっ……姉さんまで!?((ボソッなんで!?いつも妖怪見てるじゃない!」

「((ボソッバカ!!妖怪じゃなくて、この雰囲気が怖いんだよ!!」

「え……なんで?」

「ちょっと……昔……色々あって…」

前世でオレは幼い頃に、一度誘拐(?)的なことをされ、暗い部屋に、閉じ込められたことがあった。
もう、克服できたと思ってたんだけどなぁ……やっぱ…無理なんだな……

でも、やっぱり……リクオの側にいると、落ち着く……

なんでだろう…?

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設定タグ:リクオ落ち , ぬら孫 , 鯉伴生存   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2015年2月27日 20時

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