【鬼滅の刃】かまぼこ隊・柱と○○してみた・されてみた！

・ ページ31

宇随 天元side

　俺は今、三日続きの任務を
　終え、自分の屋敷へ帰るところだ。

　いや、今回も派手に疲れた。

　早く嫁やAに癒されてェな…。


須「……あ、天元様！！」

宇「ん？ おぉ須磨、お前だけか？」


　屋敷の縁側に、須磨が座っていた。


須「いえ、Aさんもいますよ。
　多分井戸の方にいると思いますが、
　呼んできましょうか？」

宇「いや、俺が行く。」


　俺はそう言って井戸へ足を運ぶと、
　須磨の言っていた通り、Aがいた。

　俺に気付いていないAに
　足音と気配を消しながら近づき、
　後ろから抱きついた。

　そのとき、こいつの右側の首を見た途端
　固まった。

　理由は簡単、接吻跡があるから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Aside

　井戸で首を冷やし終わった瞬間、
　天元が後ろから抱きついてきた。


　『うわっ！？
　て、天元か……どうしたの？』

宇「………。」


　でも、抱きついてたまま
　無言になってしまった。


　『…天元…？』

宇「……なぁA、これ何…？」


　ﾂﾝｯ


　『っ！！？』

宇「…誰にやられた？」

　『へ？』

宇「俺と言う派手な恋人がいながら、他所の男に
　何接吻跡なんか付けられてんだよ？」


　これ、絶対勘違いしてる…？
　…っていやいやそんなことより！！


　『(て、天元怒ってる…？)
　ち、違うの天元…これは──、』

宇「地味な言い訳は聞かねぇ。」


　ｶﾞﾌﾟｯ

　

　『えっ…ちょっ…。』


　ﾁﾞｭｳ


　『いっ！？
　ちょっと天元、何したの？』


　息なり首の虫刺されのところを噛みつかれた
　かと思うと思いっきり吸われた。


宇「上書き。」

　『いや上書きって…。』

宇「そんな地味なことは似合わねぇってか。
　今はそんなことはどーでもいいんだよ。
　で？ 誰にやられた？」

　『いや、あの…この状況になって、
　大変言いにくいですが……これ、虫刺され…。』

宇「……え？」

...................................

宇、須「「すいませんでした。」」


　はい、今の状況を話しますと
　愚図っている須磨さんと天元が
　土下座してるって感じですね。

　『もういいよ、勘違いは誰にだってあるし。
　立場が逆だったら私もあぁしてた。
　須磨さんも気にしなくていいですよ。』

須「うぅ…だっでぇぇ…。」


　後に目撃したまきをさんは大笑い、雛鶴さんは
　何も言わずに微笑んでいたと言う、中々
　カオスな状況になっていましたとさ。

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