【鬼滅の刃】かまぼこ隊・柱と○○してみた・されてみた！

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Aside

　杏寿朗と稽古を始めてからと
　言うものの…。


楝「花京院、今の素振りは形が少し崩れたぞ！」

　『あれ…？』


　素振りは型崩れしすぎて、
　多分三千回はしたと思う。


　『…この俵重すぎない…？』

楝「そうか？
　うむ、だったら一つだけでもいいだろう！
　さぁ、始めるぞ！」

　『…う゛ぉお゛お゛おおおぉぉおおー…。』


　俵担ぎはいくらなんでもはじめから二つは
　重すぎて肩を外すかと思ったから、
　杏寿朗に許可をもらって、俵を一つに減らして
　徐々に慣れていくことにした。


　『ハァ、ハァ…。
　きょっ、杏寿朗ぉ………待ってよ…。』

楝「頑張れ花京院、あと三周だ！！」

　『ヒイィィィーー！！』


　走り込みが、今日のこの中で一番大変だった
　かもしれない。

　杏寿朗の屋敷の周りはやたらと広いから、
　一周一周の距離がとんでもなかった。

　その後は、「今日は特別」と言うことで
　打ち込み稽古をしてもらった。

　幸い、打ち合いは得意だからこれだけは
　杏寿朗に勝つことができた。

　で、今は稽古と瞑想が終わって
　休憩しているところなんだけど……、


　『いやー……恐れ入ったわ…。
　聞いてただけでも厳しそうって思ったのに、
　これを全部、しかも毎日やってると思うと
　本当に杏寿朗はすごいね。
　明日からはこれを参考にして鍛練を頑張ること
　にするよ…。』

楝「花京院の役に立てたようでよかった！
　また何か、聞きたいことがあったら
　いつでも来るといい！」

　『そう言ってくれると嬉しいよ。
　じゃあ、今日は一日ありがとうね。』

──────────────────────

　それから数日後…。

　杏寿朗から教えてもらった鍛練方法を
　毎日欠かさずに取り組んだお陰で、
　以前よりも筋力や瞬発力が上がったように
　感じた。

　二つの俵を一度を持つこともできたし、
　素振りや走り込みの速度が落ちていくこと
　すらも少くなっていった。

　その度に自分がどんどん、確実に
　強くなっているのを実感する。

　一般隊士の援護任務の時も、
　訓練を受けて貰う前よりも遥かに助太刀に
　たつことができた。

　これからもこの鍛練を頑張っていって、
　もっと人を助けられるように頑張っていこう！

──────────────────────
　その頃の一般隊士達の間での噂…。


　【月柱様って最近、強くなってきてないか？】

　[確かに…。
　一体、どんな鍛練をしてるのだろうな…。]


　こんな噂を知る由もないAだった…。

天元に首の虫刺されを接吻跡と勘違いされてしまったら…。→←杏寿朗に鍛練のアドバイスがてら特訓してもらったらこうなる。

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