薬師高校野球部のマネージャーさんは超厳しいみたいです (ページ6)

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第4話ページ6

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【試合当日】

《ただいまより三回戦市大三高×薬師戦をおこないます。シートノックを始めて下さい》

ワァ、！！

あ(…さすが市大三高、気合い入ってるな)

多分、市大の人達は私達より先の青道に気がいってると思う。青道との試合に勝つことを意識してるんだろうなあ
私達なんて倒せるから肩慣らし的な？

そんなことしてたら痛い目みますけど

真田「悪い顔になってるぜA」

あ「俊…だってここであんた達の実力が発揮できるのよ？薬師が市大三高に通用するか楽しみじゃない？」

まあ皆が言ったことをしてくれるかによるけどね

真田「本気で実力出さねーとな、負けちまうし」

あ「俊、やっぱり先発じゃないんだってね」

真田「切り札は最後にとっとくもんだ、って言われちまった」

あ「それが一番だね…そういえば青道観に来てるよね？」

真田「青道？ああ、あのチームな。そういえば来てたな」

青道高校…か、
ちゃんと見ててくださいね。クリス先輩

真田「…どうかしたか？」

あ「別に？あんたがヘマやらかすかなぁと思って」

真田「やらかさねぇよ」

「ひでえマネージャーだな」と笑いながら頭を叩かれた。そんな強くないけど地味に痛い

あ「痛い！！」

真田「そんな強くねえよ。それより雷市見なかったか？」

あ「あの子まだ振ってるの？」

真田「みたいだな」

あ「もうすぐ始まるってのに…ごめん呼んで来てくれる？」

「はい！」

あ「さてと…どう攻略していこうかな」

なんとか真中さんのボールを打てたらいいんだけど…市大三高の打線は怖いからなあ

監督「天宮」

あ「はい？」

監督「頼んだぞ」ﾆﾔ

あ「了解です」

引退がかかってるこの試合…負けませんよ

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