薬師高校野球部のマネージャーさんは超厳しいみたいです

第45話【NOSIDE】 ページ49

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三島｢はあああ…｣

雷市｢……｣

三島｢はああああ…｣

雷市｢……｣

三島｢はあああああ！！｣

｢三島ー！煩いぞ！黙って作業しろ！｣

三島｢ああもう！！後片付けとかめんどくせえ！｣

「伝統だから仕方ないだろー」

三島｢でもさ…俺ら｣


ふと三島が目をやるとそこには優勝カップが


三島｢一応優勝したよな？｣

雷市｢ｺｸﾝ)｣

三島｢なんで優勝チームが後片付けなんだよ！｣

雷市｢知らない｣

監督｢おらあ、お前ら口動かさないで手え動かせ手！｣

雷市｢うるせぇ親父！お前も手伝え！！｣

監督「おれはいいの！何もしなくて！」



【実は優勝したのは紅組でした】



―一方その頃―


あ｢あんたのせいで負けたじゃん！｣

真田｢はぁ！？あれはお前が悪いんだろ！？｣

あ｢なんでそうなる！？｣


ギャーギャー


三好「え、何があったの？」

凪「見てなかったの？」

三好「見れなかったんだよな」

雛｢実はね…｣


【二人三脚の時】


《さて接戦だぁぁ！勝負はアンカーで決まるかぁ！》


真田｢よっしゃ！いくぞ！｣

あ｢了解！｣

｢｢せっーのっ…ﾄﾞﾃｯ｣｣


「「「「・・・・・・え、」」」」


真田｢痛え…Aお前右からだって言っただろ！？｣

あ｢はい！？左って言ったじゃん！｣

真田｢いや右って言った！｣

あ｢左って言った！！｣


｢｢｢｢いや喧嘩してないで走れよ！｣｣｣｣



―――


三好｢なるほどな｣

雛｢しかも真田くん右からとか言いながら左足出してたしAも左からって言いながら右足出してたからね｣

凪｢これどっちもどっちだからね。どっちにしろ足合わないし｣


「｢｢似たもの同士カップルめ｣｣」



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