薬師高校野球部のマネージャーさんは超厳しいみたいです

第18話 ページ22

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【6回表 薬師高校の攻撃】


監督「おい！向こうのエースがブルペンに入ったぞ…見てみろあの頭！ツルッツルだ坊さんみてぇな頭だろ！！」

あ(…それ失礼じゃないですか)


ミーティング中だから言わないけどね


監督「このまま奴らの思い通りにさせていーのかよ？小林！大田！！どんなに泥臭くたっていい！雷市の前にランナーをためろ！！そうすりゃコイツが何とかする！いや何とかさせる！！俺達には生活が懸かってんだからよ！」


そこで生活が懸かってるとか私情いれますか普通
言わないけどね！言ったら怒るから
マネージャーがそんな出しゃばりませんよ


コーチ「大丈夫だお前が言いたいことはわかる」

あ「黙っときましょうコーチ」

監督「あの一年投手、絶対投げ逃げさせんじゃねぇぞ！！」

あ「圭さん！」

小林「…みや」

あ「2ストライクまではじっくりと軌道見てた方が良いと思います。多分慣れるしかないと思うので」

小林「おう！ありがとな！」


小林が塁に出て大田がチーム初となるバントに成功
そして迎える雷市

インコース高めのつり球を―――


カキィン！！ドゴッ！



「うおおおお入ったああぁぁ！」
「追撃のツーラン！！」
「マジかよ！」
「今の高めのつり球だろ」
「あれをスタンドに運ぶかよ！」
「これで2点差！来るぞ〜薬師の反撃が！！」


《ホームイン！》


監督「だから言ったろ！振り抜けば内野の頭超えるってよ〜」

真田「ゴキゲンですね…」

監督「まぁウチの息子はフェンスを越えちゃうワケだけど〜〜」

あ「雷市が打ったのは嬉しいけど、この人ムカつくな」


ピッチャーが沢村から川上に変わった後1点を追加するも向こうのファインプレーで勝ち越し出来ず

その裏4番の結城にホームランを打たれるもその後完璧に抑えて2点差で迎える8回の表


【8回表 薬師高校の攻撃】

轟がファーボールで出塁その後盗塁に成功しランナー二塁。秋葉が進塁打を打ち、三島のセンター前タイムリーで一点差。

その後2アウトランナー1･3塁で打席には真田
そして青道もピッチャーをエースの丹波に変える


監督「たまんねぇなおい！！この場面でエース対決だってよ」

あ(この人が一番試合楽しんでるな…)

監督「ぶっ飛ばせ真田ァ」




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