薬師高校野球部のマネージャーさんは超厳しいみたいです (ページ16)

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第13話ページ16

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ブン！

監督「秋葉の奴演技上手ェじゃねーか！なぁ真田よ～」

真田「監督声でかいっス！！」

監督(天宮の言ったことちゃんとやれよ秋葉。スプリットなんざどーでもいい。狙うはその投手が一番自信を持っている球――)

秋葉(ボール２個分…)

『上からシバく!!』

ガキッ

秋葉「手ェ痛ってえ！！雷市の奴こんな球よくあそこまで飛ばしたな…」

雷市「カハハハハ！ナイスバッチアッキー!!」

「ライン際落ちるぞ回れ回れ雷市ー!!」

雷市「カハハハハ」

あ(セットポジションだと降谷くんのストレートの威力は落ちる。この球ならウチの上位打線はまず捕らえられるね。そのために雷市を一番に置いたんだから)

《二塁ランナーホームイン!!薬師高校一点先制ー!!》

雷市「続けよミッシーマ！」

三島「その呼び方やめろ！言い方だけじゃねーか！」

監督「打て打て打ちまくれ！野球は点取られなきゃ勝てねーぞ！！」

―青道SIDE―

部長「ふ…降谷のストレートが２連打！？しかも球威に負けることなくまともに…こ…これは降谷をを打ち崩した大阪桐生と同じレベルの打線と考えた方が…」

いや…合宿の疲れがあったあの時とは違う…
降谷のボールの状態は決して悪くはない…

結城「やってくれる。まさか高めのストレートに狙いを絞るとは」

亮介「まあ…高めと低めがハッキリしてるから狙えなくもないけど…」

結城「けどこれで認めるしかなさそうだな」

このチームは強いぞ

沢村「うむむむむ。もう見てられない！行かせて下さいマッスル先輩！」

宮内「おとなしくしてろ！このまま黙ってるような奴らかよ」
(降谷もそうだが…特に御幸がな)

御幸(ちっ。この作戦…みやが考えたな。あいつ昔っから相手の弱点見つけんの得意だったよな…ほんとやってくれるぜ)

クリス(今回の相手は厄介だぞ…御幸…)

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