薬師高校野球部のマネージャーさんは超厳しいみたいです

第12話 ページ15

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主審「礼！！」

「しゃぁぁす！！」

沢村「おっしゃああいくぞー！！ブルペンに〜」

「ブルペンに入るぐらいでいちいち騒ぐな!!」
「紛らわしい!!」
　
　
ギャーギャー


あ「あれが沢村くんか…面白い子だな」

真田「そうか？ただウルサいだけじゃねえの？」

あ「……何怒ってんの俊」

真田「別に怒ってねーし」


いやいや怒ってらっしゃいますやん
…え、やめてよね試合に持ち込むの

――とりあえず


あ「雷市ー！ちゃんと言った通りやってよー」

雷市「分かってますよ！先輩！」


《一回表薬師高校の攻撃 １番サード轟君》


あ「やっぱり先発は降谷くんか…なかなかそう簡単にはホームラン打てませんよ。彼の球は」

監督「いいや！あいつは打つ！絶対に！」

あ「…この親バカめ」


カキン！！


雷市「だぁークソォ詰まっちまったぁ」


ガシャッ


「うぉっ…右中間フェンス直撃ー！！」
「だぁ〜〜惜しい!!あとちょっとで入ったのに」
「走れ走れ雷市〜！！」


あ「だから言ったでしょ？監督」

監督「ぐぬぬ…」


ザァァァ


雷市「カハハハ二塁打〜！！」
　
「ヘッドスライディングいらねーだろ！」
「アホ〜！！」

あ「…雷市。あんたなんで三塁狙わないわけ？」

雷市「うおっ！せ、先輩…」

監督「秋葉ぁ。天宮に怒られないようにしろよー」


雷市も三塁狙わなかったし…
ここはそんな甘いチームじゃないのよ

まっ雷市は後で叱るとして…
カズ…頼んだよ


監督(狙い球は分かってるな秋葉…)

秋葉「ｺｸｯ)」



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