【暗殺教室】男装少女は今日も素を出せない Part8【歌い手】

☆274時間目☆ ページ2

〜渚 side〜


殺せんせー暗殺期限まであと3時間。ツイッターになんとなく呟いてから母さんにバレないようにそっと外を出る。するとーーー。



un:c「どこに出かけるつもり、渚。」




渚「え…………れお兄！？！？！？」





何故か家の目の前にいたのはれお兄だった。え、本当になんで…………？？





un:c「いや、明日卒業式の割に渚のいる地域これでしょ？？？だからどこでやるのか、卒業祝いついでに聞こうと思ったら、ね？？」




まさか、ここで止められるなんて。どうにかして、いかなきゃ。説得しなきゃ。全員で揃わないと意味がない。



渚「…………どうしても、いかなきゃいけないんだ。だからーーー」



un:c「あ、うん。いってきなよ。それは止める気ないから。」




渚「えっ？？？」




un:c「そりゃニュースにうつってたときはびっくりしたよ？？でも1番身近にいたのはマスコミでも政府でもない、渚達でしょ？？だから安心していってきな。…………母さんもわかってくれてるよ。」




渚「れお兄…………。ありがとう。いってくるね！！」




よ、よかった。さて、気を取り直して早く合流地点にーーーってあ。





渚「あれ、業？？」



業「え、渚？？なんで、ギリギリなの？？」



渚「ちょっとお兄ちゃんにーーーってそういう業は？？」



業「俺もいとこに捕まってたの。ま、ちゃんと見送ってくれようとしただけだからいいけど。」



千葉「お前ら2人もそんな感じか。」



業「あ。千葉に速水さん。その言い方だとそっちも？？」



速水「無駄に心配された。でもその分ちゃんと見送ってくれたからいいけど。」



千葉「というか業、あの動画の編集、間に合わせたのかよ。」




業「まぁ、そこは抜かりなく？？？それに殺せんせーやE組の皆にも見てもらいたいからね。」




そう、最終課題に向けて動いてる間に、僕ら4人の動画も撮った。高校が互いに違っても今後も活動は続ける。それが月道としての結論。でも卒業は卒業だからなにか上げたいよねって話があって。短期間だから間に合うかどうかって所だったけど間に合ったんだ。

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