じゅうろく ページ16
午前の授業もなんとなーく過ぎる 。
廉が近くにいない授業なんて 、楽しくない 。
お昼もまた小雪ちゃん一緒なんかなって思うと憂鬱 。
廉と小雪ちゃんの仲よさそうな姿をみるくらいなら
いっそ 、1人で食べた方が楽なのかな 。
廉「 ...い 、おい! 」
あ「 うわあびっくりした 、廉か 。」
廉「 廉かやないねん 。何ぼーってしてんの? 」
西畑「 ちゃうやろ 、廉 。」
廉「 あーうん 。そのー 小雪「 廉!はよご飯たべよ! 」
西畑「 あ!吉川さん!さっき職員室で先生に呼ばれてたで! 」
小雪「 えー 、んー 、すぐ帰るから絶対まっとってな! 」
西畑「 まっとくから 、早くせんと怒られるで 」
そういうと 、絶対やで!とかいいながら急いで行く小雪ちゃん 。
その目は廉に向けられていて 、
廉のこと好きなんやろなって思う 。
あ「 お腹すいた 。」
廉「 なぁA! 」
あ「 ん?なに?今日めっちゃしゃべりかけてくれるやん!うれしい! 」
西畑「 A一旦だまれ 」
あ「 えー 、大ちゃん怖いわ 」
廉「 あんな 、えっとー 、一緒ご飯食べん? 」
あ「 ん?え?いいけど 、小雪ちゃん待っててって言ってたやん 。えーのかな?んーまあ大ちゃんも食べよか! 」
西畑「 あーもーばか!それやったらわざわざ廉さんも誘わへんやん!2人で食べよ言ってんねん!廉さんも言葉足らへんで! あーもーはよ行け! 」
そう言って私たちを押し出す大ちゃん 。
あ「 え?、なに? 」
廉「 行こ 。」
そう言って私の前を歩く廉についていく 。
背中もかっこええなぁなんて考えながら
登る階段 。
あ「 え 、屋上?立ち入り禁止だよ? 」
廉「 ばれんどけばえーねん 笑 鍵あいてるし 。」
あ「 んー 、ならええか 。」
そういって 、綺麗な青空の下に腰を下ろした 。
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13歳れんれんやばやばアイカ - 存在しないのに小雪ちゃんにむかってきました(笑)とっても面白いです!投票しますね!更新頑張って下さい! (2015年5月23日 23時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
鮎川そら(プロフ) - ほんとにすきです! (2015年5月22日 23時) (レス) id: 02e37393ec (このIDを非表示/違反報告)
鮎川そら(プロフ) - すごい続きみたいっす! (2015年5月22日 0時) (レス) id: 02e37393ec (このIDを非表示/違反報告)
あずさん - すごーーく面白い!オチは誰? (2015年3月8日 19時) (レス) id: 57447b9995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すたー☆ | 作成日時:2015年3月6日 4時