『歯車』Ren.N (ページ17)

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じゅうななページ17

ご飯を食べるだけで時間が過ぎていく。

廉はパンだから、食べ終わって座ってるだけ。

無言の空気が変にきまづい。←

あ廉「ねぇ」

あ「え、あ、廉からどーぞ。」

廉「んー、なんか、静かやなって。」

あ「だって何かきまずい。」

廉「んーまぁ今もやけどさ、何か小雪が来てから。」

あ「だって、話しかけにくいし。」

廉「気にしないのに。」

あ「私が気にするの。」

廉「なぁ、A？」

あ「なに？」

廉「俺のこと好き？」

あ「え？なんで？世界で1番大好きだよ。」

廉「ん。ならよかった。」

あ「何？心配してたの？笑」

廉「んー、ちょっとは。大吾が好き疑ってたとから言うから。」

あ「え、大ちゃん言ったん。」

廉「俺、迷惑じゃないから。」

あ「え？」

廉「そのー、Aの好き好きーってやつ。」

あ「ほんとに？ほんとのほんと？」

廉「ほんとのほんと」

そういう廉の目は真剣で

涙が溢れる。

あ「よかったぁ泣」

廉「はいはい、泣かへんのー。」

そう言って、優しく包み込んでくれる。

あ「今日の廉変だよ」

廉「今日はこういう気分なん。」

あ「恥ずかしがり屋やもんね廉は。」

廉「うるさい。離すで。」

あ「え！やだ！」

そう言って廉の背中に手を回す。

あ「離れんといてや ... 」

廉「ばーか。」

そう言って、私を離す廉。

廉「離すわけないから。」

そう言って、一瞬触れるだけのキスを落とした。

びっくりして、廉を驚いた顔で見てると、

照れてるのか、横を向いてる廉。

あ「廉、顔真っ赤。」

廉「前言撤回するで。」

あ「嫌！」

そう言ってまた、廉に抱きつく。

あ「仲直りだね」

廉「そやな。」

やっぱり私は廉が大好きです。