【番外】聖夜篇2 ページ11
｢ふむ、俺は.......｣
『そうだ、ヅラには別にあるんだった。ハイこれ、宇宙海賊ステファンのぬいぐるみ』
｢.......結構、かわいいな｣
｢｢｢えっ｣｣｣
どこか見覚えがありそうでなさそうなデザインである。
『晋助は？』
Aは笑顔で高杉の方を向いた。高杉はサンタの衣装でニコニコと笑うAを見、すうっと目を細める。
『？』
Aは首を傾げ、銀時はなんだか嫌な予感がした。
そして高杉は言い放つ。そう、クリスマスに誕生日といった�爛廛譽璽鵐鉢瓩�絡む時の夢小説の定番＿＿＿
｢じゃあ、お前で｣
『.......ゑ？』
｢何でも叶えてくれるんだろ？｣
高杉は固まったままのAの手を取り、あぐらをかき、Aを上に座らせた。
Aは握られた手を握り返し、しばしキョトンとしていたが
『っ〜〜はァァ！？』
｢.......何だ、突然大声出して｣
『いやいや、し、晋助何言っちゃってんの！？』
｢なに本気にしてんだ、冗談に決まってんだろォが｣
｢いやお前の場合冗談じゃ済まされねぇ場合が多くてだな.......｣
土方が呟くが高杉は｢はぁ？｣と返しただけ。
｢兎に角、言葉には気を付けるこった｣
�牴燭任皚瓩箸いΩ斥佞琉嫐�を考えろ、と。
顔を真っ赤にするAをちらりと見、高杉は小さく笑みを零す。
『〜〜！わ、分かったから！ホラホラ、料理準備しよ！』
サンタの格好のまま台所に駆けていくA。
｢.......で、結局貴様は何も要らんのか？高杉｣
｢フン、もう十分だ｣
高杉は先程のAの表情を思い出し満足そうに笑う。が、そこに割ってはいる山ちゃ.......聞き慣れた声。
｢おやおや、素直に言えばいいのに。Aが欲しいというのも、あながち嘘じゃあないんでしょう？｣
｢あ、松陽じゃねーか｣
｢クリームまみれじゃないですか、派手にやりましたねぇ.......｣
｢銀ちゃんズルいネ！私にもケーキ寄越せヨ｣
｢んあ？何でてめーも来てんだ神楽ァ｣
｢中也は酔い潰れたし、エリスも食べすぎたって言って寝ちゃったアル｣
『わぁ、先生も神楽ちゃんも、入って入って〜』
櫻木家の夜はまだまだ長い。
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風寧 - 銀桜さん» ありがとうございます！双黒メインの回ですが誰かしら出したくて。銀魂にも｢コンビ｣は沢山あるので誰にしようか迷いました笑。これからもよろしくお願い致します！ (2019年12月6日 22時) (
レス) id: 541cd41ce9 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - 続編おめでとうございます！ ここでまさかの土方さんが参戦ですか…！続きが楽しみです！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風寧 | 作成日時：2019年12月6日 19時
