【番外】聖夜篇1 ページ10
皆様、メリークリスマス!(遅)
番外篇のプレゼントで(殴
☆―――――☆―――――☆
『みんなァァ!メリークリスマス!』
12月24日夜。櫻木家の屋敷にて。
そこそこ露出度の高いサンタのコスプレをしたAが、和室で各々ゆっくりしていた銀時ら4人、一緒にパーチーしようぜと招いた土方、沖田、近藤に向かって叫んだ。
「お前.......なんだその格好」
短いスカートを恥ずかしがることなく着ているAに対し、銀時はいやらしい目.......ではなく白い目を向ける。
『太宰さんに貰ったの。明日は是非これ着てよって』
「やめとけ、誰が得するんだそんなもん」
土方はフーっと息を漏らすが、さっきからAの方を全く見ていない。
「そうでさァ、探偵社員の目が汚れるぜ」
『何だとコノヤロー、プレゼントあげないよ?』
「えっくれるの?」
神威が目を輝かせる。
『勿論。三太さんは昔から子供達の無理難題に答え続けてくれたんでしょ?ここにいるバカ共の要望くらい、私が何でも叶えてあげる』
部屋に居た男達は目を見合わせた。
「叶えるってお前、この家には金がねーんだ。別に要らねーよ」
『私を誰だと思ってるの?政府御用達の陰陽師よ?今まで本編ではあんまり発揮されてこなかったけど、清明兄さんだって指パッチン1つでご馳走出せるのよ?私だってそれくらい』
「じゃあすげぇデカいケーキ。飛び込めるくらいのやt」
『ハイ』
ベシャァッ!
銀時がケーキに飛び込むというか、ケーキが銀時の方へ飛んできたというか。
「.......普通にうめぇ」
全身クリームまみれになりながら、むしゃむしゃと頬張っている。
「じゃあ俺!あれくらい大きいチキンが食べたい!」
『ハイ。小さい欲だねアンタら』
自然ではありえない大きさの肉が神威の隣に出現。
「じゃあ俺ァ等身大土方にんぎょ」
「何に使うつもりだァァ!」
「じゃ、じゃあ俺等身大お妙さnムグッ!?」
近藤の口にマヨネーズがハイスピードで飛んでくる。
『あっ方向ミスった、近藤さんゴメン』
「え?俺の方に飛ばそうとしたの?アレ?」
「じゃあ土方人形は諦めるから妖魔を呼び出す術を教えてくだせェ」
「やめろォォォ!」
『ヅラと晋助は?何が欲しい?』
今まで台詞がなかっ.......ゴホン、黙っていた2人に、Aは目を向ける。
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風寧 - 銀桜さん» ありがとうございます!双黒メインの回ですが誰かしら出したくて。銀魂にも「コンビ」は沢山あるので誰にしようか迷いました笑。これからもよろしくお願い致します! (2019年12月6日 22時) (レス) id: 541cd41ce9 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - 続編おめでとうございます! ここでまさかの土方さんが参戦ですか…!続きが楽しみです! (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風寧 | 作成日時:2019年12月6日 19時