41.『仕事』ルクセンブルクside ページ8
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スペインさんがまた戦場に赴くことになった。
家のことを任された僕は、信頼されているようです。
「ルクセン、これはどうすれば...」
「あー、そうですね。じゃあ奥のたなの右上に片付けておいてください。」
「了解」
今は、最近使われていなかった客室の掃除をしている。どれも埃を被っていて気分が悪くなります...
「ハクシュン!...なんでこんなになるまで放っておいたのか?」
「それは...ロマさんに言ってください」
そう、ここに置いてあるのは大体ロマさんの私物。
スペインさんもスペインさんで、最初は片付けていたものの、忙しくて手がつかなくなったようだ。
「いつも、ルクセンが掃除やってるのか?」
「はい、そうですね...たまにベルギー姉さんやオランダ兄さんが手伝ってくれたりしますよ?」
「大変だなあ... 若いのに偉いな」
彼は、掃除用の手袋を外すと僕の頭を撫でた。
彼の笑顔は初めてでした。
「!?」
驚いた顔をした僕に気づいたラシュレンさんは、少し顔を歪めた。
「あ、悪い。掃除してたから...そうか、汚かったな。つい癖で...」
「え、いや全然!むしろ嬉しいです!最近ベルギー姉さんやオランダ兄さんじっくりお話する時間もなくて、なんか褒めて貰うなんての久しぶりだったので...」
「そうか」
ラシュレンさんはほっとした様子で、手袋をすると再び、高く積み上げられている本に触れた。
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ミミカ - 失礼します!主様の作品とても面白くてあっという間に読んでしまいました!何かしら理由があるんだと思いますが、是非また更新をしてくださったらとても嬉しいです!更新待っています! (2022年6月5日 16時) (レス) @page2 id: e447b7200f (このIDを非表示/違反報告)
偉すぎてエラ呼吸(プロフ) - めっちゃ好きですッ…面白すぎてつい一気読みしてしまいました!ぜひ続きを、 (2022年3月25日 5時) (レス) id: a5778fa8fe (このIDを非表示/違反報告)
いんぬ - めっちゃ好きです!一気読みしちゃいました!! (2022年3月5日 22時) (レス) id: 529ebb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - ミルクケーキ@トシさん» ヘタリアのノリで三枚舌面白そうだなと思ったら、ハマってたんですよ…私も再熱したらなあ、でも世界史授業もう一生取れんのよなあ。そのかわり化学しろとかorz (2020年3月21日 19時) (レス) id: ceccbda881 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクケーキ@トシ(プロフ) - あ、好きです!dの方に移ったんか、私とは間逆かぁ、 (2020年3月18日 6時) (レス) id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふてんにぶおんぷ | 作成日時:2019年4月2日 23時