希望ノ丘女学院 ページ5
私が中学3年生のとき、いきなり母が死んだ。
事故に巻き込まれて。
母の名は花川椛。あるアイドルのプロデューサーだった。そして、お母様…花川結子の妹。
母の葬式にお母様も来ていた。
その日のうちにお母様からお話しがあって、
「今日から私の家の子よ。椛が亡くなる前に言われたの。もし私がいなくなったときはあなたにアゲハを頼むわ。って、今がその時なの。受け入れられないかもしれないけど、私もアゲハちゃんと頑張るから。一緒に頑張りましょう。」
と言われた。
私はどうすることも出来なくて、うなずくことしか出来なくて、花川結子の子供になった。
でも、お母様の家は厳しかった。
「レディーのたしなみ」だとか、
「話の仕方が下品」とか、
金持ちの人が言うことばっかりで
私には難しいことだらけだった。
そのうち、「アゲハちゃんも女優になるのよ。私と同じ道を歩みなさい。」
と言われた。でも私は、反論することが怖くてその時は「はい」と言ってしまった。
それで、希望ノ丘女学院に入学したけれど
私はその場所に馴染めなかった。
皆、品のいい人ばかり。私も麗音ちゃんと同じことを思った。
家に帰っては叱られて、学校に行っても憂鬱な日を送るだけ。こんなに嫌なことはないと思った。
…そんな時、私の所に一人の先生が来たの。
「…あなたがアゲハさん、ですか。こんにちは、わたくし夢ノ咲学院の教師を務めている椚章臣と申します。いきなりで、こんなことを言うのは申し訳ないですが、長話をするつもりはありませんので単刀直入に申し上げます。アゲハさんを夢ノ咲学院のプロデュース科第2号としてお迎えいたします。この話は勝手ながらこちら側で勝手に決定したお話です。ですが、あなたの意見を聞くのも大事です。よって、プロデュース科に転入するかはあなたに決めていただきたい。」
アゲハ「プロデュース科ですか。夢ノ咲学院様は何を中心とした学校なのですか?わたくしにも出来るでしょうか。」
椚先生「ええ。出来るから頼んだのです。」
私はこれをきっかけに、夢ノ咲学院のことを調べて、しっかり考えて決めた。
アゲハ「プロデュース科、引き受けます。夢ノ咲学院のこと、調べさせていただきましたが生徒の皆さんも元気で、輝いていて素晴らしいとお見受けいたしました。彼たちをプロデュース出来ることを心より楽しみにしております。」
こうして、夢ノ咲学院に転入した。
となればハッピーエンドだったのに…
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 真緒と植物園に行くのを書いて欲しいです (2017年9月23日 7時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ヨシュア(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» あなた、他の作品にも訳のわからない文章をコメントしていますよね。なにがしたいんですか? (2017年9月7日 22時) (レス) id: 79e3295e29 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - マリイの言う通りだから真緒と植物園に行きたい (2017年9月1日 0時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 私もミリイと同じで花粉症の真緒嫌い 真緒が植物園に一緒に来てくれるならいいけど花粉症の人は植物嫌ってるし私を嫌ってるのと同じ植物も花粉も悪くない人の体が花粉は有害な物って勘違いしてるもっと植物あたったら温暖化防止出来る森林伐採の大半は花粉症の人のせい (2017年9月1日 0時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 真緒の事好きではあるけど晃牙の事も好きだけど 真緒と晃牙は花粉症だから二人が嫌いくしゃみでCO2倍出るしティッシュ使い過ぎで森林伐採されて環境破壊になるから許せない私植物達が友達だから (2017年9月1日 0時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白優梨 | 作成日時:2017年8月27日 18時