3章ー恋の終わりー ページ17
凛月くんから言われた言葉が離れない。
『振ってもらえば良いじゃん』
そうすれば…諦められるのかな…。
あんず「A?どうかしたの?」
『うわっ!!?』
ソファーでゴロゴロしながら考え込んでたら
あんずが突然顔を覗き込み驚いた。
あんず「ごめん、ごめん(笑)そんなに驚かなくても」
『あんた本当に悪いと思ってる?』
あんず「ごめんってー」
『もう…』
あんず「で、何を考えてたの?」
『あんず…って今幸せ?』
あんず「?」
首を傾げるあんず。
何でこんな事聞いたんだろ。
『朔間先輩と一緒にいれて幸せ?』
そう聞くとあんずは、
あんず「もちろん、とても幸せだよ」
そう言って本当に幸せそうに微笑んだ。
嗚呼…
やっぱり…。
『そっか、それなら良かった』
そう言って私は、あんずの頭を撫でた。
『お姉ちゃんは、あんずが幸せで嬉しいよ』
あんず「突然どうしたの?」
『何でもないよ。これからも先…
ずっと幸せでいてね?』
あんず「ありがとう…お姉ちゃん」
そう言って綺麗な顔で微笑むあんず。
私は、立ち上がりリビングを出た。
『…大丈夫』
私は、決心した。
大丈夫…
もうこれで最後にするから。
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亜紀＆小春(プロフ) - Aineさん» ありがとうございます。はい、是非!! (2018年6月24日 17時) (
レス) id: 00645588a7 (このIDを非表示/違反報告)
Aine(プロフ) - 完結おめでとうございます！とてもいい話でした！次も楽しみにしてます！ (2018年6月24日 4時) (レス) id: d34b40ce44 (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - 新作おめでとう!!! (2018年6月17日 12時) (レス) id: 11a946e9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀＆小春
| 作成日時：2018年6月17日 12時
