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第百七夜 永遠。 ページ1

──二年後。

 シンドリア王宮に、ジャーファルの声が響いた。

「シン! 客人です……というか早く来てください!!」

 ジャーファルに急かされて飛び出した先には、ちょこん とソファに座っているメルレムの姿。相変わらずツンとした表情で、光の宿らない瞳は何を考えているのやら。
 二年ぶりに会ったメルレムは多少大人びていた。
 ぷくりと艶かしい唇に、やや切れ目がちな瞳。艶々とした黒髪は腰までのびている。
 そして服から覗く谷間は男性を魅了するようなものだった。

「何見てるんだ 気持ち悪い」
「あー、いや、違うんだ。別に厭らしい感情は……」

 彼女の隣に腰かける。

「少し、話がある。 A様の事だ」

 その言葉にシンドバッドの眉がぴくりと動いた。

「……Aの話は、したくないな……」

 急に真剣な顔付きになるシンドバッドに、メルレムは弁解する。
 暗い話題ではない、と。

「どういう事だ?」
「A様が死んでから、二年立つだろう?」

 だけど……

第百八夜 変化。→



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乙姫(プロフ) - サキさん» 了解です! 有り難う御座います(^^) (2015年6月9日 18時) (レス) id: 28e2e11b2e (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 3番がいいです!! (2015年6月9日 16時) (レス) id: 2887baf917 (このIDを非表示/違反報告)
乙姫(プロフ) - ナウシカ@トラ猫さん» わかりました! 有り難う御座います(^^) (2015年6月8日 22時) (レス) id: 28e2e11b2e (このIDを非表示/違反報告)
乙姫(プロフ) - magicさん» 有り難う御座います!頑張ります(`・ω・´) (2015年6月8日 22時) (レス) id: 28e2e11b2e (このIDを非表示/違反報告)
ナウシカ@トラ猫 - 2か4、もしくは両方を合わせてくださるといいです!頑張ってください! (2015年6月8日 22時) (レス) id: 6b074dcab5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:乙姫 | 作者ホームページ:三つもあります←  
作成日時:2015年4月23日 22時

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