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第三十五夜 酒乱。 ページ4

「王様ぁーっ!Aたん連れて来たよー!」
「あ、ちょ、転びますって……っ!!」

 足がもつれそうなのを堪えてピスティに着いていくと、複数人の女性を膝に乗せたシンドバッドがいた。
 少し頬を膨らませ、ツンとした表情に変わった彼女を見て、ピスティが小さく笑う。
 隣でクスクスと笑うピスティを見ると、更に不機嫌そうに頬を膨らませ 後ろを向いてしまいピスティも焦って彼女を励ましに背中へ手を置いた。

「だだ、大丈夫だよ、王様いつもあんなだし!!」
「…………………………」
「安心しなよ〜!!ほらほら、ジャーファルさんも膝に女の人乗せて…………………………ジャーファルさん!!?
え!?ジャジャジャジャジャーファルさんが女の人を膝に乗せて…ええっ!!!?珍しいなあ…」

 ジャーファルが居たこと事態に驚き、それに重ねて彼が女性を膝に乗せている事で今まで以上に驚愕してしまい思わずAもつられてジャーファルの方をピスティと共に見つめる。

「……珍しいこと、なんですか?」
「あ、そっかAたん今日来たばっかりだもんね。ジャーファルさんは真面目だからねぇ…あんまりそういうのしなさそうなんだけど今日は珍しく乗せてるんだよねぇ。」
「はあ…では……





シンドバッドは普段からああなのですね?」

 しまった、とピスティの表情筋がぴくぴくと引き攣り冷や汗が頬を流れた。
 恐る恐る顔を上げるとAは悲しそうな表情をしている。
 ピスティは心の奥が痛むのを感じた。



***

夢主描きました(*´ω`*)





「香水変えたか?」
「えっ!?あ、ああ。」

のシーンです。

後ろの写真(?)には死んだ母親、姉二人、兄 そして幼きAさんとお父様が写っていらっしゃります(´・ω・`)その隣の写真はお姉さん…つまりシンドバッドに宣戦布告(?)したセレムさんです。

第三十六夜 恋慕。→←第三十四夜 辛辣。



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阿呆代表の神(プロフ) - シンドバッドの冒険は漫画のタイトルです。「シンドバッドの冒険書」だと思います。 (2020年9月7日 16時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - これはどちらでもいいと思いますが、態々女子(おなご)と言わなくても、乙女などと言えばいいと思います。いちいちすいません。 (2020年9月7日 16時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - 魔力操作は気のようなもの、空を飛ぶのは…私はよく分からないですが、風魔法辺りかなと思います。詳しく知りたいなら調べましょう。魔導師ならまだしも、魔力操作を使える人でも、魔導師じゃなければ空は飛べませんので、魔導師以外の人が空を飛ぶのは可笑しいです。 (2020年9月7日 15時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - 魔力操作では空を飛べませんよ。飛ぶのは魔法です。 (2020年9月6日 22時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
月影みこと(プロフ) - 質問です。このお話は原作何年前のお話なんでしょう?シンドバッドが19だから10年前ですか? (2016年3月13日 4時) (レス) id: 456fd0dd8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:乙姫 x他1人 | 作者ホームページ:三つもあります←  
作成日時:2014年10月15日 23時

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