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俺の名前はイブ ページ7

「…で、お前は?」
イチが俺を指差す。
「あぁ、俺?俺は…」
…あれ?俺は…俺の名前は…?
「えっとぉ…うーん…ちょっと待ってて…」
いくら頑張っても思い出せない。頭を抱え込んで迷うけど…何も出ない。
「…もしかして忘れたとか?」
イチにバレる。
まぁ、分からない方がおかしいけどさ。
「えー!自分の名前も忘れたの!」
ヨンが驚きを声にしてから、俺との距離をグッと縮めて、
「んじゃあ、僕らがつけてあげる!」
と笑い、イチに向かって
「兄さんー!何がいいと思うー?」
と尋ねる。
目の前で二人が騒いでいるのを、俺はじっと見つめていた。



「「けってー(!)」」
二人の声が、小さな部屋を揺らす。
耳がぁ…。
「はいっ!はっぴょー!」
「はっぴょー」
イチとヨンはニタニタしながら並んでいる。
…どんなのになるんだろ。
彼らは、せーの…と合図をし、
「「イブ(!)」」
と言った。
「イブ…?」
聞いたことが…あった気がする。
「うん!あのねー!イチとヨンを足したら5になるでしょ?」
「それで、ファイブから取って…イブ…」
「おぉ…!」
俺らは互いを拍手しあった。
「えっと…じゃあ自己紹介な!」
俺は何だか自慢げになった。
「俺はイブ!悪魔!」
そのときに俺の脳内に言葉が流れてきた。咄嗟にその言葉を口ずさむ。
「…カリスマ…レジェンド…」
言ってから自分が恥ずかしくなった。
カリスマレジェンドって…!
イチとヨンの様子を見ると、二人とも驚いた表情をしてから笑った。
「スゲー!カリスマレジェンド!
じゃあさ、僕の兄さんだね!」
「…え?」
ヨンの発言に続いてイチも、
「じゃあ、俺の兄さんでもあるね…」
と笑った。
「えぇ!?俺、兄弟いないんだけどー?」
と、俺もつられて笑った。
けれど、二人の言葉に俺は懐かしさを感じた。

今日のご飯はオムライス→←銃が好きなヨンとネガティブなイチ



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しおんの蜂蜜 - ありがとうございます!物理天使も精神天使も大切にしております…w (2017年10月11日 17時) (レス) id: 08bff9eebf (このIDを非表示/違反報告)
う〜たん - 天使がおるぅ…全員可愛い! (2017年10月11日 10時) (レス) id: 3891798db5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しおんの蜂蜜 x他1人 | 作成日時:2017年10月9日 8時

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