女神さまとのお別れが近づく ページ37
地面に足をつける。女神さまはぼくに気づいて、こちらを見てから笑った。
「来てくれたんですね、天使さん!久しぶりですね…心配しましたよ!」
困りまゆが可愛いな〜っとか思いながら、ぼくは女神様の頭をなでた。
「ひさしぶりでは無いですよ、女神さま!」
笑いながら、地面にこしを下ろす。女神さまもぼくに近づいて、ぼくの手を取った。
「あぁ…天使さん、やっぱり暖かいですね」
少し溶けた手のひらが、ぼくの手に乗る。ひえてる…。
さいきん力が足りないらしくって、大変みたいだ。
「…ね、女神さま!ぼくね、また悪き者たおしたよ!」
バレないように、あえて明るく話を進めた。
「ちっちゃいのだけどね!あははっ!」
「まぁ…!流石ですね!」
…主従かんけいがおかしいよね?まぁいっか!
「じゃあ…天使さんには、そろそろ街に紛れて貰いましょうか」
女神さまはうれしそうに、でも悲しそうにほほえんだ。
ぼくはすごーくうれしかったけどね。
「まちに?ホント!」
「えぇ、人間になってですよ?」
ぼくの背中には、ぼくの三倍くらい大きな羽が広がっている。目は人間よりキラキラとまぶしいらしくって、人外バレバレです〜って女神さまは言ってる。
「術を覚えよー、だね!がんばる!」
まちはとってもすてきな場所だって、女神さま言ってたよね!
楽しみ!
汚い街で協会をやっている落葉は仕事しているのか→←めがみさまのじゅぎょう
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しおんの蜂蜜 - ありがとうございます!物理天使も精神天使も大切にしております…w (2017年10月11日 17時) (レス) id: 08bff9eebf (このIDを非表示/違反報告)
う〜たん - 天使がおるぅ…全員可愛い! (2017年10月11日 10時) (レス) id: 3891798db5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しおんの蜂蜜 x他1人 | 作成日時:2017年10月9日 8時