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幼い子の体調管理は大人がすべき ページ19

「落葉〜!」
俺は古びた扉を勢い良く開けた。
中に、昨日と同じ場所で落葉が十字架に祈っていた。
俺に気づくと笑顔で、
「おぉ!イブか!」
と立ち上がってこちらに来た。
落葉はもうバカどころか、幼い方で可愛く見える。
「よく来たな!そういえば、クッキーを椴が焼いてくれたんだ!食わないか?」
椴ってかなり小さかったよな?
火を使わせていいのかと思ったけど、コイツはバカだから仕方ない。
「おぉ!食う!…そういえば椴は?」
「あぁ、奥にいるぞ?椴ー!」
落葉が呼ぶが返事は無い。
「…あれ?椴っ!椴ーっ!!」
落葉は椴の名前を叫びまくるが、本人は出てこない。
「とぉーどぉーっ!!」
落葉が今まで以上の声を出した途端、
「うるせぇよ!!!!!!」
教会の奥から罵声が聞こえた。キーンと耳が痛くなる。
「oh......」
落葉がクラクラとしていると、椴がしんどそうにやってきた。
「うぅ…」
椴は咳をしながら壁をつたっている。
…いや、これヤバくね!?
「え、大丈夫!?」
俺が支えようとすると、
「あっ…!」
椴は胸を抑えて倒れてしまった。
苦しそうに泣いている。
「椴っ!!」
落葉が俺を突き飛ばして椴に近づいた。顔を真っ青にしてブツブツと呪文のようなものを唱えている。
痛かったけどそれどころでは無い。なにかしなくては。
けれど、さっき俺のせいで椴が倒れたのかもしないと考えると…俺は動けなかった。



「…ぅ…」
「椴っ!」
数時間後、椴は目を覚ました。
落葉は笑顔で椴に抱きつき、椴はベッドに寝ていることに驚いているようだ。
「えと…神父さんが運んでくれたの?」
椴は少ししんどそうに起き上がった。
落葉はそんな椴を支えながら、
「あぁ!でも、イブも手伝ってくれたぞ!」
と笑っていた。
俺、特に何もしてないけど。
すると椴はドアの前で座ってる俺に気づいたみたいで、睨んできた。
「あっそ…どうも」
あ、はい…と返事をしてから、空気が重くなった。
「……」
「……」
「……?」
沈黙が降りる。
ただ一人、空気を読めないバカがいるがな。
「…どうした?お腹がすいたのか?」
はいK・Y!どうもどうもK・Yさん!知ってましたよK・Yさんよぉ!!(キャラ崩壊)
俺は面倒臭くなったから、話を切り返すことにした。

加護(激しいキャラ崩壊)→←ヨンは俺の飯を食べてもお腹が減っていたのかもしれない



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しおんの蜂蜜 - ありがとうございます!物理天使も精神天使も大切にしております…w (2017年10月11日 17時) (レス) id: 08bff9eebf (このIDを非表示/違反報告)
う〜たん - 天使がおるぅ…全員可愛い! (2017年10月11日 10時) (レス) id: 3891798db5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しおんの蜂蜜 x他1人 | 作成日時:2017年10月9日 8時

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