Wartime Karriere21 ページ23
「うーん…じゃぁ、雑草マンで。なんか髪の毛がそうっぽいので」
「なっお前！！」
「っククク…」
「おいペトラ…」
「はっはっはっはっ…っくくく」
「エルド！」
「っ…っっ…ぶっ」
「グンタ…」
「リヴァイ兵長だけか、笑ってないの」
「でも耳赤いから堪えてる」
「おいA…」
そんなこんなで今夜、歓迎会をやることになったリヴァイ班。Aとオルオの勝負を見ていた兵士は、みなAの技術に見覚えがあると思っていた。
(…兵長みたいだ)
それもそのはず、Aの立体起動はリヴァイが教えたものだ。立体起動を乗りこなすのに関しては女性の方が得意だという。だが、それ以上にAには誰にも教えていないことがあった。
(…言わなくても済む話じゃない。いずれきっと言う日が来る。そのときまで今を楽しもう)
食堂の一角を貸きり、わいわいと既に騒ぎ始めるリヴァイ班。そこに、Aは料理を運んだ。
「魚があったので…焼いてみた。口に会うかは別だけど…」
「さっそく食うか！」
「A、貴方は私の隣ね！」
「おいおいペトラ…新兵に優しすぎるのもよくないんだぜ…巨人の餌になる」
「雑草マンよりも生き残れるわよ！さ、ほらここ！」
「…ペトラまで」
Aは席について初めて気づく。
「リヴァイは？」
「あぁ、兵長なら団長に呼ばれてたぞ？」
「なんで…」
「まぁ、そのうち帰ってくるだろ。それまでは楽しむぞ！」
「ちょっとエルド、Aは、ずっと兵長が家族だったのよ？」
「あ、あぁ…そうか。兵長が来るまで待つか？」
「いい、きっとそのほうが怒るだろ。冷める前に食お…食べよう」
そういい、グラスに水を灌ぐ。全員に手渡し、リヴァイの分は席に置いておく。
「さ、乾杯しよう」
「あぁ、それじゃAよろしく！」
「…なんていうんだ？」
「適当でいいわよ！」
「…じゃ、これから僕をよろしくお願いします！かんぱーい！」
「「かんぱーい！！」」
水を飲み、魚に手を付ける。各々性格が出て、ペトラは先に身をとり、グンタとオルオは身をとりながら食べる。エルドは骨を気にせず食べていた。
「エルド、骨食べておいしいのか？」
「骨にも栄養があるんだぞ。まぁ、Aはもう背が高いからいらないだろうが」
「魚には頭が良くなる成分もたくさんあるらしいぞ」
「じゃあ、雑草マン食べて」
「お、俺！？おいA、あんまり調子に乗ると痛い目見るぞ」
「あんたほど調子には乗ってないわよ」
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ミレン(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2017年1月25日 7時) (
レス) id: b76c4cbd4b (このIDを非表示/違反報告)
カリン - 本当に楽しい作品です！頑張って下さい (2017年1月24日 23時) (レス) id: 156ef3ff5c (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - お気に入りの登録してくださった皆様、ありがとうございます！決してなりすましではありません；；ｗ心の底から目を腐らせてしまったことへのお詫びと、見てくださった感謝を申し上げたいと思います。 (2015年11月24日 23時) (レス) id: dbdaa525d4 (このIDを非表示/違反報告)
未恋ハンジ(プロフ) - ここに何かコメントおいてってくれると駄作者が犬のように喜んで駆けずり回ります☆ (2015年8月23日 16時) (レス) id: e4550b7e27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御煉 | 作成日時：2015年8月22日 23時
