【薄桜鬼】どたまブチ抜いたろか、ああ″ん?

紹介は？ ページ5

「あ・・・貴女が十月さん・・・？」

「あぁ、そうだ・・・お前は見たところ、局長の近藤か」

勇は驚きのあまり声が裏返っていた。それでも尚、Aは淡々と話す

此処は広間。幹部が全員集まっていた

「嘘じゃねぇの？こんな・・・女が、しかも餓鬼」

そう言った小さい頭がしっぽのように結っている男を、Aはジロリと睨みつけながら口を開く

「・・・此処は、餓鬼とか女とかしか言えねぇのか。つーか餓鬼に餓鬼とは言われたくねぇ」

そう言われたその男は、むっと何か言い返そうとしたが、赤色の髪を後ろで結んだ男に抑えられていた

「まぁ、嘘だよね。はっきり言ったら？」

「ちげぇよ。お前は・・・沖田総司か」

「へぇ、僕のこと知ってるんだ」

当たり前だ、と総司を見るAは勇に「名前、全員の知りたいんだけど」と言う提案をした

「そ、そうだな！俺は局長の近藤勇だ！」

「副長土方歳三」

「総長の山南敬助です」

「君は僕のこと知ってたみたいだから、言わなくてもいいよね？」

「二番組組長、永倉新八だ！」

「三番組組長斎藤一」

「六番組組長の、井上源三郎です」

「八番組組長藤堂平助！よろしく！」

「十番組組長、原田左之助」

「・・・へぇ、宜しくな」

一通り聞き、満足そうに言ったAだったが、急に眼を鋭く光らせた

「・・・まだ居るよな？監察の山崎君とか、監察兼二番組組長補佐とか…ねぇ。」

「あぁ、すまない。今彼らは不在でして…」

「否、別にそのことは承知してるんだけどさ、」

勇に伝えられても承知していたA。では何故聞いたのか。

「男装している雪村千鶴、紹介してくれないんだ？」

「なっ？！」

皆、驚きの声を上げた

「なんでお前が知ってやがる」

低く警戒した声の歳三に聞かれ、Aはゆっくりと、余裕のある言い方で言った

「しかも鬼・・・ねぇ。まったく、面倒なものを置いてんじゃねぇか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


フビギャァ？！
なんか100ヒット超えたね・・・

ふぎやぁぁぁっぁっぁ@2014年３月25日→←年下上司

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す