土方ァァ！！ ページ26
「土方ァァ！！」
Aは、歳三の部屋に行くため、廊下を突っ走っていた。
「はあ、はあ……」
何故か、総司の部屋の目の前で止まり、息を整える。
「チッ。いねえのか」
そう、現在、副長殿は外へと出かけていた。
彼女は、煩くしているのに怒鳴り散らす鬼がいないと思いこの部屋で足を止めたのだった。
「しょうがねえ、探しに行くか」
よほどの用事なのだろう。急いで支度を済ませ、速足で門をくぐる。
「つってもなあ、どこだよ」
屯所から少し離れ、店が並ぶところで呟く。
――場所分かんねえよ。
ううん、と唸っていると、後ろから聴きなれた声が――――
「おい、テメエ何してんだこんなとこで」
「土方！！」
バッと振り返ると、やはり歳三がいた。それを確認したAは歳三の首根っこをつかみ、路地裏へと足を進めた。
「お、おい！」
「……」
動揺する歳三をよそに、Aはどんどん進んでいく。
路地裏の奥――――木々が風に合わせて話している。そこで止まると、歳三を放り投げた。
「テメエ……」
放り投げられながらも、なんとか着地した歳三は自分の上司をにらんだ。
「なにしやがる！！」
「……どこ行ってた」
「ああ？」
会話になっていない会話で不快に思ったのか眉を寄せる。
「土方、どこ行ってたんだよ」
Aのその言葉は、怒りに震えていた。
懐から短銃を取り出すと、歳三に向ける。
「今から、三秒以内に言えよ。さもなくば撃つ」
「ああ？」
「じゃあ、いくぞー」
不意に軽くなった言葉に、一瞬不安を覚えた歳三。
そう、何かを忘れている。
――この言葉、どこかで……
疑問に思っている間に、Aが話を進める。
「はい」
そこで、ふと思い出した。
――そうだ、コレの時は――――
「いーち」
パァン。
重い鉛が放たれた。
歳三は反応が遅れたのか、動けずにいた。ただ、怪我はして内容で、鉛は歳三の隣の木を当ててた。
「チッ。外したか」
眉を寄せるAに、やっぱり歳三は叫ばずにはいられなかった。
「二と三は？！」
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更新しなくて本当すみません
その間に評価やお気に入り、コメントしていただきありがとうございます。
おまたせしました。次話リボーンパロです。
この話は、リボーンパロに繋げるためのものなんです(言い訳)。
あと、過去最高99位に変わってました。ありがとうございます！
それと、10000hitいってました。ありがとうございます！！本当に！！
続く
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まゆ - 面白かったです^_^楽しくて、ずっと笑ってました^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年11月20日 8時) (
レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
明日菜(プロフ) - リクで銀魂の無人島パロお願いします♪ タイトル忘れたwww (2017年8月15日 14時) (レス) id: 487437d708 (このIDを非表示/違反報告)
土藤田菜摘美(プロフ) - 雪姫さん» ありがとうございます！！吹いてしまったのですかwそれはなんともうれしいお言葉です。 (2014年11月21日 22時) (レス) id: c3a62b29ad (このIDを非表示/違反報告)
土藤田菜摘美(プロフ) - 夏分花弥さん» ありがとうございます！！笑えますか？！それは良かったです。 (2014年11月21日 22時) (レス) id: c3a62b29ad (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - めっちゃおもろいやんwwwwwwふいてもーたやないかwwwwwwwwwwwwwwこれからもがんばってぇなw(p^-^)p (2014年11月12日 19時) (レス) id: 7213ef3c6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪桜 又 菜摘美 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2014年3月19日 18時
