21 準備 ページ22
貴「……」
烏「姫…時間ですよ。」
貴「……」
烏「ダメですよ、そんな顔じゃ。せっかくの成人式なんですから笑顔で。」
貴「えぇ…」
毛「A様、お式の前に、おきよめとおめしかえを」.
貴「はい…」
私は妖怪の姿になり部屋を後にした
貴「……」
つ「A様！とってもお綺麗です！」
貴「ありがとう…つらら…」
毛「姫様、今、皆を揃えてきますから、ここでお待ち下さい。」
貴「はい…」
つ「本当にどうしたんでしょ…姫…」
毛「もしかして、リクオ様となにかあったんじゃないかしら…」
つ「リクオ様…」
貴「……」
少し、外に出よ…
貴「…はぁ…」
「おやおや、どうしたんだい？ため息なんかついて。幸せが逃げてしまうよ？」
貴「！？玉章！？」
どうしてここに
私は逃げようとしたが、捕まってしまった
玉「おっと。逃がさないよ。」
壁に押し付けられる
貴「いやっ…」
玉「今日は君の誕生日だと聞いてね…」
貴「離して…っ！」
玉「騒がしい子だ…」
貴「助けて…っリクオ…っ！」
玉「ふふ…」
玉章が顔を近づけてくる
貴「……っ！」
すると、足音がした
リ「A！」
貴「リクオ…っ」
玉章は私から離れた
リクオが私を抱きしめる
リ「こんな所でなにしてる…」
玉「姫とふたりきりでお話をしようと思ってね…」
リ「A…大丈夫？」
貴「うん…」
玉「今日、連れ去ろうかと思ったが、また今度にするよ…じゃあね」
貴「…っ」
リ「させない…」
貴「え…？」
リ「僕がそんな事させないよ。Aは僕が守るから…」
貴「うん…///」
リ「はいこれ。」
袋を渡された
貴「なに？これ…」
リ「開けてみて。」
開けてみると、それは、ハートの髪飾りだった
貴「可愛い〜」
リ「改めて、誕生日おめでとう…」
貴「うん！」
そして、成人式が始まった
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ハルル - この小説を読んでみてとても面白いです。早く続きが読みたいので、更新頑張ってください。応援してます。 (2017年8月14日 14時) (
レス) id: 4e10d5168c (このIDを非表示/違反報告)
まるに - 面白いです！更新頑張って下さい (2017年5月16日 23時) (レス) id: 8235144f4c (このIDを非表示/違反報告)
あっち(プロフ) - 更新頑張って下さい！ (2017年5月8日 19時) (レス) id: 692fe412a6 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎の夢(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！ (2017年4月3日 23時) (レス) id: c0ac43d08e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 楽しみにしてます (2017年4月3日 21時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎の夢 | 作成日時：2017年3月30日 20時
