男子校の中に、1人女とか大丈夫なんですか？【twst】 (ページ24)

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寮服可愛い!! ページ24

You side

貴『これ…私のマジカメのQRコード、です』

私のマジカメアカウントは、Queenの公式アカウントのみ。

基本的に新作商品の情報とか、モデルが実際に商品を使用した写真しか載せていない。

だから、フォローしてもそんなに面白くないと思うんだけど…

ケ「ん？何かQueenの公式アカ出てきたんだけど？」

貴『それ…私のブランドなので…仕事用のアカウントしか…持ってないんです…』

ケ「マジ!?俺、ここのピアス愛用してるんだけど!!」

先輩のテンションが、急に上がった。

よく見ると確かに先輩はピアスをしていて、私のブランドで出しているものだ。

貴『…ご愛用ありがとう、ございます…良ければコスメも…買ってみてください』

ケ「持ってる!!Queenのスキンケア用品使ってから、肌めっちゃ綺麗になったもん!!」

めちゃくちゃ熱弁してくれる…

ケ「すっご…フォロワー5億人って…フォローしてるの、たった10人…」

貴『友達と知り合いしか…フォローしてないんで…』

ケ「えっ、この写真…」

先輩が見ていたのは、エースとデュースが写ったもの。

貴『モデルとして…撮らせてもらったんです…』

ケ「いいなぁ〜…」

めちゃくちゃ羨ましそう…

貴『今度…アパレル販売も始めるんです…その時は…お願いしても、いいですか？』

そう言うと、先輩は目を輝かせた。

ケ「やるっ!!」

勢いが凄い…

ケ「じゃ、まったね〜!!」

先輩は嬉しそうに手を振る。

グ「アイツ、いいヤツなんだゾ」

貴『先輩だよ…アイツ扱い、しちゃダメ』

グリムと部屋に戻る。

((ｶﾞﾁｬ

エ「お、お帰り」

デ「甘い香りがするな…」

貴『…来るなら言って』

中にはエースとデュースが、床に寝そべって寛いでいた。

デ「それ寮服か？」

デュースが持っていた袋を指さす。

貴『うん…さっき、先輩が届けてくれた…』

エ「へー!!着て見せてよ」

貴『いいよ…待ってて』

((ｶﾞﾁｬ

部屋に備え付けられた脱衣場に入った。

((ﾊﾞｻｯ

寮服を広げると、赤や白が基調とされていてハートや薔薇などで飾られているジャケット。

ワンポイントとして、クイーンのトランプが付いている。

貴『…可愛い』

袖に腕を通し、スカートを履いてリボンを結ぶ。

貴『似合う…かな』

鏡で自分の姿を確認した。

マーメイドスカートもとても素敵。

一緒に入っていたロングブーツも、服と相性はバッチリ。

貴『これ…新作のアイデアに使わせてもらおう』

私はとても気に入った。