最愛 1 (S.S) (ページ3)

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同期の相葉くんを見つけて

「相葉くん、櫻井課長ってどの人？」

って聞いたら

「えー、Aも翔ちゃん課長狙いなの？」

「えっ？書類をお届けにきただけだよ。」

「そうなの？もう俺はてっきり。」

「狙ってるなら顔知ってるはずでしょ？(笑)」

「あっ！確かに(笑) さすが秘書さんは鋭い！」

「もう、いいから(笑)で、櫻井課長はどの人？」

「あの一番奥の山で、いちばんイケメンなのが翔ちゃん課長。」

「翔ちゃん課長って呼んで大丈夫なの？」

「うん。俺、インターンシップ終わって内々定貰ってからここでバイトさせて貰ってたんだ。その時、翔ちゃん課長の下だったんだ。そん時はまだ主任だったから翔ちゃん先輩って呼んでたんだ。」

「そうなんだ。で。いちばんイケメンとか主観が入るやつじゃなくてちゃんと教えて。」

「大丈夫だって。すぐわかるから。」

そう言って、できないウィンクして相葉くんは走り去った。

仕方なく一番奥のデスクの山まで行く。

あっ!!

目的の場所に、一目惚れのあの人がいる。

一気に心臓が早打ちし始める。

もしかして、この書類の行き先？

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