最愛 1 (S.S) (ページ4)

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パソコンに向かって、
女性社員数名に囲まれていて、
笑いながらでも手は動いている。

笑顔がキラキラしていて眩しいっ！

声が上ずらないよいに、1回小さく深呼吸して

「失礼します。秘書課の中村と言います。櫻井課長でしょうか？」

と尋ねた。

「あ、うん。俺。あー、松本んとこの新人ちゃん？」

「はい。」

「じゃ早速ニノにパシらされたんだ？(笑)」

「ニノ？二宮主任の事ですか？」

「そうそう。あ、それ？」

「はい。」

「あ、みんなごめんね。ちょっと秘書課から届いた書類確認したいから。」

櫻井課長は自分の周りにに集まっていた女子社員を散らした。

なんなのよ、このド新人、空気読めないの？
って聞こえる←幻聴

「また後でね。」

散らした女子達にキラキラの笑顔をむける。

笑顔が、ま、眩しっっ！
女子達の目もはあとになってる。

私が渡した封筒の中身を出して確認した櫻井課長は

「中村さん、これ中身確認した？」

「いえ。重要書類だから必ず手渡しするようにと申しつかりましたので。中身に何か問題がありましたか？」

そう言うと櫻井課長は私にその中身を差し出した。

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