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5話 ページ5

連れ去られて3ヶ月



貴女「っ…はぁ、はぁ………」


朝、日が昇り始める頃に無惨さんが消えて直ぐに家を出たが今はもう日が沈みはじめている
そして今回が初めてじゃない


貴女(一日中走り続けて足が、喉が痛い…せめて炭治郎の安否だけでも…)


森の中に身を隠せばあの人も分からないだろう
そう思い森の中に入る


貴女「霧…?
というかここ…蜘蛛が……多……い」

「あ?」


前を歩いていたのは体が蜘蛛、顔だけが人間の生物


貴女「〜〜〜〜〜〜!!!!」


声にならない叫びを上げて右の道に逃げる


「ひゃっは!!!!」

貴女「ゴメンなさい!!気持ち悪いと思ったこと謝りますから追いかけないでください!!!!」

「そんなこと言って追いかけねぇ鬼は居ねぇよ!!
それにてめぇ、稀血じゃねぇか!!喰わせろ!!」

貴女「人間は食べても美味しいわけないでしょ!!!!」


追いかけっこが始まり逃げていると誰かとぶつかり倒れる


貴女「ご、ゴメンなさい怪我はない?」

「何でここに人間が」

「待てや!!!!」

貴女「っ!!一先ず逃げよう!!立てる?」

「え?」


ぶつかった男の子は訳が分からなそうに首を傾げるが腕を引っ張り「走って!!」と声をかける


「おい、そいつは!!」

「見つけたよA」

貴女「!!無惨さん…」


突然目の前に現れた無惨さん
咄嗟に手を引いていた男の子を後ろに隠す


無惨「その子は…累か?」

貴女「え?」

累「はい、お久しぶりです無惨さん」

貴女「え?え?」


なんでこの2人仲良さげなの…え?もしかしなくても…


貴女「君…鬼なの?」


私の質問に男の子は無言で頷く


貴女「もっと鬼の主張激しくしてよ!!
人の子だと思っちゃったじゃん!!」


涙を流しながら「「私は鬼です」って名札つけて!!」
と泣き叫ぶ


累「それにしても感動したよ
ねぇ、この人を鬼にしてくれませんか?

僕の姉さんになってよ」

無惨「ダメだ
彼女は僕のものだからね、横取りは許さない

さぁA帰ろう、君にはお仕置が必要だね」


無惨さんは私の腕を強く引いて抱き上げると一瞬で家の前まで戻って来た
…私の1日の頑張りを一瞬で壊されたんだけど?


無惨「A、僕はね考えたんだ
どうしたら君がここから逃げないようにするのか」

貴女「……」

無惨「僕との間に子供を作れば君は嫌でも僕を必要とする」

貴女「!!」


とある部屋に連れていかれ布団に落とされる


無惨「ここから先は……分かるね?」

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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!(語彙力皆無)教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年3月20日 22時

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