私は＿＿じゃない!! 鬼滅の刃

12話 ページ12

貴女side

目を覚ますと知らない場所に居た


貴女(どこ…ここ……てか暗い…)


無惨さんのいる場所は理解しているのでそこでは無いことは分かる
取り敢えず部屋から出ようと立ち上がろうとするが両手が縛られていた


貴女「……無惨さんの所で縄を解くのは得意になりましたからねっ!!」


縄を(口で)解き外に出る


貴女(……絶対この家主金持ちだ)


外に出たあとに気づいたが「行く宛ないな???」
そう思っていると何やら騒がしいところがあるようで自然と足がそっちに向かった


貴女「!!」


遠くからだが箱が白髪の男によって2回刺されその箱から禰豆子のような子が出てくるのが見えた
庭では炭治郎が男の人に抑えられている


貴女「っ!!」


走って炭治郎を抑えている男を引き剥がす


全「!!?」


そのまま屋敷に上がりそっぽを向いている禰豆子(だった)を抱きしめ


パァン!!


「…は？」


目の前に居た男の頬を叩いた
私の涙が禰豆子の頬に落ちて傷がふさがっていく


貴女「私の弟達に酷いことしないでください…!!」

「……どうしたのかな？」

「鬼の女の子がそっぽを向きました
そして、鬼舞辻無惨に捕まっていた女の子が目を覚ましたようです」

全「!!」

宇髄「鬼舞辻に…」

悲鳴嶼「捕まっていたとは…」


貴女「禰豆子、大丈夫？」


顔を確認すると禰豆子は私の顔を見ると大粒の涙を流ししがみついてきた


不死川「なんだお前……突然現れたかと思えば」

産屋敷「実弥」


名前を呼んだだけで目の前の男は静かにする


産屋敷「弟達に乱暴を働かせてしまってすまないね
君は…鬼舞辻の何か、聞かせてもらってもいいかな？」

不死川「どうせ、鬼か非常食だろ」

貴女「…私でもよく分かりません……っ」

不死川「あ？」


突然前に倒れるAを支えようと無意識に不死川は支えようとするがギリギリで持ちこたえる


貴女？「この子に鬼舞辻無惨のことを聞き出しても無駄ですよ、この子は何も知らずに閉じ込められていました故」

産屋敷「…君は知っているのかい？」

貴女？「そうですね…申し遅れました
私は咲耶、鬼舞辻無惨が鬼になる前に鬼舞辻無惨の嫁なる者です」

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