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第152話 裏の攻撃 ページ8

美雪side




センター前をダブルプレー。

ここで流れを切ってもらったのはありがたい。



……にしても。

厳しいのは、監督だけじゃないね。





――――昨夜


御幸「特にリードするつもりありません!」


……宮さんとは対照的な考え。


御幸「球威が落ちている今、コントロールの大切さを身をもって覚えてもらうつもりです。」


確かに、降谷君はコントロールの大切さをよく理解していないと思うけど、



………鬼だね。




片岡「………うむ。

明日は御幸、お前が受けろ!」




………ここにも居たよ。





片岡「相手は大阪桐生。

ハードな試合になると思うが、お前らも付き合ってくれるな?」



――――――



先輩達もなかなかだね。

承知したうえで何も言わない。
相手側からすれば、投手を放置してるように見える。


……まあ、ここは降谷君が超えてくれないといけないところだからね。




っと、ボーッとしてたら裏が始まってる。



倉持「ヒャハハ! 好球必打ァ〜〜〜!!」



ガコッ



………凄い音鳴ったな。

そうとう重いんだろうな。



「ア、アウト!」



サード正面ギリギリ。

疲労が無ければセーフだったかもしれない。


連日の疲労が邪魔してくるね。



………それよりも、





カッ




カコッ




カッ





亮さん、いつまでも粘るんでしょうか?

かれこれ10球以上やってますが、




「ボール! ファボール! 」



亮介「(重くていい球投げるね♪

こっちはみんな体動かないし、向こうのピーにも疲れてもらわないとね。)」



く、黒い………

なんか、妙に機嫌良さそう………



伊佐敷「っらあっしゃあああああ!!! 」



威勢のいい声!


けど、




ボテ ボテ




すっごいボテボテです。



伊佐敷「抜けろオラァ―――――!!」



………無理があります。





松本「この遠征で自信たっぷりつけて帰らせてもらいましょ!」




って、言ってるように見えるけど。

………あんまり甘く見ないでくださいね。






ガシャァン





うちには頼りになる不動の4番が居るんですから。



レフト直撃のタイムリー打。

流石の一言しかない。



向こうの監督かなり冷や汗かいてる。

エースも真っ青。

次は、





カキ――――――――ン




パスッ




………かなり高かったな、あのピッチャーフライ。


1点止まり、か。

第153話 エースの器→←第151話 大阪桐生



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作品ジャンル:恋愛
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愛っち - しろうさぎさん» ありがとうございます!!新人チーム編では、主人公が奥村達と合わせるのが楽しみです〜!! (2018年9月9日 9時) (レス) id: ebb19697f9 (このIDを非表示/違反報告)
しろうさぎ(プロフ) - リクエストありがとうございます! 5の続編に行く前に番外編で書かせて頂きます! 返信遅くなってm(_ _)m (2018年7月1日 9時) (レス) id: 92f43ae53d (このIDを非表示/違反報告)
愛っち - 薬師編では、1年トリオと主人公がこっそり見る場面をお願いします (2018年4月9日 8時) (レス) id: 0d64851062 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろうさぎ | 作成日時:2017年4月22日 23時

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