第164話 宣戦布告 ページ20
第163話の内容をちょっと修正しました!
見なくても大丈夫です!
あと、作者の勝手な都合で少し設定を変えてます!
すみません!
……………………
美雪side
成宮「久しぶり! 元気してた? 」
そう昔と変わらない笑顔で聞く。
その様子に、内心少し安心したのと同時に少し笑ってしまった。
彼も中身はそのままだった。
美雪「うん。今日来てたんだね。」
成宮「当たり前! なんてったって、俺はエースだからね! 」
Vサインとともに満面の笑みで、自慢げに言う。
が、すぐあとに後ろにいる先輩からゲンコツが落ちた。
成宮「痛った! 本気で殴ることなくない!? 」
?「うるせぇ。これ以上無駄口叩くんじゃねぇ。
分かったらさっさとアップしろ。」
うん、正論。
鳴君が敬語なしで話してる様子から見て、相当この人のこと信頼してるんだな。
成宮「チェ まだ話したいことあったのに……
まあいいや。
美雪、一也。
例えお前らがいる学校だろうと、甲子園に行くのは俺たちだからな! 」
ビッ と、こちらを指さす。
宣戦布告、ってやつ?
御幸「負けねぇよ。」
面白いじゃない。
美雪「それはこっちも同じよ。
例え鳴君が相手だろうと、手加減する気はないから。」
選手としてじゃない、策士として、君たち__稲城実業を倒す。
そして、あの舞台に行く。
成宮「! おもしれぇ。
受けて立とうじゃないか!」
絶対負けない。
…………
成宮side
成宮「ねぇ雅さん。美雪のことどう思った?」
原田「マネージャーの方か?」
成宮「そうそう。」
原田「……さあな。けど、」
____美雪『手加減する気はないから。』
原田「あの目は、マネージャーじゃねぇな。
とんでもねぇものを隠し持ってそうだな。」
雅さんの目にもそう映るのか。
成宮「だよねー。どーしよっかなー?」
原田「何言ってんだ。足元掬われるくらいの脅威なのか?」
はは、もし仮に、
成宮「……もし、そうだったらどうする?」
原田「は?」
成宮「さー! アップしよー!! 」
原田「あ、おい!」
___あいつは、今までで1番、厄介なことこの上ない。
どんな気に食わない選手より、知能的な選手よりも。
さて、どうやって攻略しようか。
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愛っち - しろうさぎさん» ありがとうございます!!新人チーム編では、主人公が奥村達と合わせるのが楽しみです〜!! (2018年9月9日 9時) (レス) id: ebb19697f9 (このIDを非表示/違反報告)
しろうさぎ(プロフ) - リクエストありがとうございます! 5の続編に行く前に番外編で書かせて頂きます! 返信遅くなってm(_ _)m (2018年7月1日 9時) (レス) id: 92f43ae53d (このIDを非表示/違反報告)
愛っち - 薬師編では、1年トリオと主人公がこっそり見る場面をお願いします (2018年4月9日 8時) (レス) id: 0d64851062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろうさぎ | 作成日時:2017年4月22日 23時