あんさんぶるSENSATION* 【あんスタ × アイカツ!シリーズ】 (ページ14)

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第12話悲劇ページ14

日菜子「失礼します。」

S1から2日後、私は生徒会室に呼び出された。

今生徒会室にいるのは会長と副会長だけ。

英智「やぁ、いらっしゃい日菜子ちゃん。」

名前知っててくれたんだ。

日菜子「あの、昨日のB1でのステージ、なんというか圧倒的でとっても素敵でした! 」

英智「ふふ、ありがとう。」

日菜子「それで、今日はどのようなご用件でしょうか?」

英智「うん。『アイカツ界の悲劇』と呼ばれたアイドルがどんな子か気になってね。」

この瞬間、身体がこわばった。

でも今時ネットでそれくらいのことは調べられる。

日菜子「…私その呼ばれ方、あまり好きじゃないです。」

英智「それはごめんね。でも僕は何でそう呼ばれているかも知っているよ。君はかなりお人好しだよね。だから校則にも不満を持ったんじゃないかな。でも君は留学生だ。この学院のルールを変えることは出来ないよ。」

日菜子「…」

英智「そんな顔をしないでほしいな。留学生と言ってもここにいる間はこの学院の生徒だからね。その間は学院生活を満喫してほしいな。」

私は正直生徒会長が怖かった。この人が何を考えているのか、よくわからなかった。