【東京喰種】適当“半喰種”は美食家に狙われている。R[月山習]

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月山「着いたよ」

A「着いちゃった…」


忘れかけてたあの場所に来てしまった。

もう来ないと思ってたのに‥…


A「じゃあ、さっさと殺ってさっさと帰りましょう」


スタスタと入口に向かって歩き出す。

だが、シャツの襟を掴まれて前に進まなくなる。


月山「待ちたまえ！着替えなきゃ！」

A「いいじゃないですか…面倒くさい…」

月山「駄目だ！！君はこれを来たほうがもっと美しい！」


そう言って取り出したのは、白い花の模様が描かれた黒のドレス。

それを見つめたまま固まる私。

そんな私を見て、月山さんは嬉しそうだ。


月山「気に入ったかい？」

A「こっ…ここ、コレ…‥一体どこで…？」

月山「さぁ？秘密♪」


どうしてこんなに戸惑っているのかというと、実はこのドレス。

私が欲しいと思っていたものだった。


「ドレスなんて普段 着ないだろ」って？


そうなんですよ！！そうなんですけど！

なんでか欲しかったんですよこれは！！


A「私が欲しがってたの知ってて…？」

月山「もちろん」

A「なんで知ってたんですか？」


月山「じゃあ、何日か前の君を見てみようか」

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