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1両 さて行くとしましょう。 ページ3

−−−


世界って何でできてると思う?


一つは動物や人間。もう一つは化学かな…あとは…自然とか。


じゃぁ世界に幽霊とか魔物とかいると思う?


…いるわけないよね。


少なくとも普通の人だったらそう思う。


でも私たち3人には、それだけじゃ物足りないし、普通の考えとは違っていた。


亮介「ハイハイ行くよー」

御幸「ちょ、ま…え…亮さんまた行くんですか…」

亮介「これは行くしかないよ。だって化蛇だよ?中国四川省に伝わる魔物がここ日本で見れちゃうんだよ?行かないわけにはいかないじゃん。さぁ行こう」

御幸「結局A背負って走り回るのは俺じゃないっスか…」

亮介「バカだねぇ、こういうときこそ榮か佯に頼めばいいじゃん」

御幸「それだ」←

「やだ…みゆがいい…」

御幸「なんだお前可愛すぎか」←

亮介「佯ー、出ておいでー、お前の出番だよー」

御幸「え?!」

『亮さーん!!』

御幸「ていうか亮さん、これ探しに行くんじゃないんですよ…祓いに行くんですよ俺たち…」

亮介「分かってる分かってる。佯、Aのこと乗せてひとっ走り頼むよ」

『我が主の仰せのままに!』

亮介「行くよ御幸」

御幸「はいっス!」

「みゆ…」


そう。


私たちのいる世界では、妖怪や魔物、神や悪魔がいるほうが日常だった。


「違う、亮ちゃん。左」

亮介「違うよ。右だよ」

「左」

亮介「右だって」

御幸「待ってください、正面にもいますけど」

『ていうか四方八方にいるな』


亮ちゃんの千里眼を頼りに街に出てみれば大量の化蛇の姿が。


「そういえば化蛇は鳴き声で仲間を集めるって聞いたことがある」

亮介「じゃぁさっきから響くこの金切り声は仲間を呼び集めてたんだ」


周辺を歩いていた人たちは耳を塞いでしゃがみ込んでいるし、動物たちはただならぬ雰囲気に鳴き声を上げている。


「ごめんねわんちゃん。今から鎮めるから」


たくさんの人々が苦しんでいる。


何故あの人は『第四の扉』なんて開けてしまったの。


どうしてこんな卑劣なことをしたの。


貴方は―…。


亮介「いくよ御幸」

御幸「準備はできてます」


数珠とお札を持って、ざっと構えを取る。


亮介「我は求め訴えたり」

御幸「天地玄妙神辺変通力離」


ぴっ、と投げられたお札。


金切り声が一層酷くなり、そして静寂が戻ってくる。


「お見事」


これが、私たちの日常です。

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サラ - 続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!これからも頑張って下さい! (2015年3月21日 22時) (レス) id: 791174cba6 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 管理人からです。諸事情により3月中旬まで、現在書かせていただいている作品すべて更新停止とさせていただきます。大変申し訳ございません。 (2015年1月12日 14時) (レス) id: fe92bef5af (このIDを非表示/違反報告)
サラ - こんにちは!!こっちのパロディもいいですねぇ…。今思ったけど、私すごいたくさん歪さんの小説に顔出してる気がする…。うっとおしいと思ってたらすみません! (2015年1月4日 22時) (レス) id: 791174cba6 (このIDを非表示/違反報告)
白(びゃく)(プロフ) - 美味しいよもぐもぐなんだこれ最高だよもぐもぐ滾るよもぐもぐ((さっそく現れる白です (2015年1月3日 22時) (レス) id: 72a5017d73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:https://  
作成日時:2015年1月3日 22時

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