ここはもしかして・・・ ページ6
ダァァァァン
「ん・・・あ？」
障子戸が吹っ飛ぶような軋んだ音と、鈍い音がした。
「ここは・・・。知らない部屋だ・・・」
あたりまえか・・・江戸の家しか知らないんだし。
布団に寝ているのはなぜだ？？
謎だらけ・・・でもないな・・・
どうせぶっ倒れて拾われたんだろう。
？「そっちにいったぞ・・！！左之！気をつけろ！・・・！」
「なんだ・・・？」
やけに外が騒がしい。
羅「ひゃはははははははは・・」
獣じみた響きの混じる声まで聞こえる。
「・・・羅刹の声・・・」
何で都に羅刹が・・・？
綱道か・・・・？
？１「待て！！その部屋には・・・・」
昼の男の声がしたと思ったそのとき。
バァァン
「？！」
障子戸を破壊して、まだ未開発の羅刹が飛び込んできた。
羅「ははははははは！！ひゃはははは」
「羅刹・・・・・・・」
ザンッ
羅「ぎゃあ・・・・ひゃは・・・血・・・血ィ・・・！」
「クソが！・・・綱道ーーーーー！！！！！」
ズブッ
羅「ぐ・・・ぁ・・・・あが・・」
俺の刀で羅刹は動かなくなった。
生暖かい返り血で足がぬるりと滑った。
「なんで・・・・羅刹が・・・」
ここが、親父の言ってた壬生浪士組なのか・・・・？
じゃあ・・・昼の奴は・・・・ここの・・・
？１「お前・・・・」
「教えてくれ。何でここに羅刹がいるんだ？」
相手が息を飲むのを感じた。
？２「左之、どうしたんだ」
？３「？・・・・なっ・・・・これ・・どういう・・」
「なぁ・・・ここには・・・綱道がいるのか？」
？４「それを知ってどうする。」
闇の中に月に照らされた紫色が光った。
山道の時と同じだ・・・同じ目だ・・・・・
綱道がいる。
そう思っただけで、冷や汗が背中を伝った。
俺は深く息を吸った。
「俺は・・・綱道に用がある。理由を説明しなきゃならねーならしてやる。
もう一度聞く。・・・綱道はいるか。」
？４「・・・・話を聞いてから考えてやる。何せ綱道さんは俺たちに必要なんでな。
会わせられるかわからねぇがそれでいいか。」
「・・・・いるんだな。頼む。」
？５「今からですかー？僕ひと眠りしたいんですけど。
こんな夜中に幹部会議なんてまっぴら御免ですよ」
？４「総司・・・・お前」
「あー俺も寝たいんで、いいです。なんかクラクラして・・・・」
？４「・・ったく・・・わかった。朝飯のあとだ。それでいいだろ。」
そのあと俺が爆睡したのは・・・・・言えない。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
付雲さくや - すみません…失礼します。 龍之助は『伊吹』ではなく、『井吹』です。 (2018年3月17日 21時) (
レス) id: 3d0c4baa71 (このIDを非表示/違反報告)
心音桜花(プロフ) - ありがとうございます！うれしいです☆ (2013年11月8日 21時) (レス) id: babb1f1075 (このIDを非表示/違反報告)
ソラウ - すごく好きな主人公さんです♪続きがすごく読みたくなります！ (2013年11月8日 21時) (レス) id: cc1ae89777 (このIDを非表示/違反報告)
心音桜花(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります♪ (2013年10月20日 18時) (レス) id: 512126c44c (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 面白かったです♪続き楽しみです^ ^ (2013年10月20日 14時) (レス) id: 7bfc1ac2a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：心音桜花 | 作成日時：2013年10月5日 21時
