黒バスなキミを、レンタルしたいっ！！extra story《もっともっとレンタルする？》【黒子のバスケ】

＊今吉翔一を、レンタルしたいっ！ ページ13

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今吉「これからよろしゅう頼むわ」


貴「……どうも」






　私が初めて今吉さんと会ったのは……まだ
　高校生の時だった。






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貴「は、はあっ！！？彼氏ってどういうこと！」


姉「だからぁ〜さっきから言ってるじゃない。Aのために『レン彼』契約してあげたって」




　姉は髪の毛をいじりながら、しれっとそう
　言った


　私はあまりにも驚きすぎてどう文句を言って
　良いのか分からない…




貴「なによレン……彼？って」


姉「『レンタル彼氏』。略して『レン彼』超イケメンが自分の彼氏役をしてくれるのよ！素敵じゃない？」


貴「……私には必要ない」




　吐き捨てるようにそう言って姉に背を向け
　再び問題集に取りかかる




姉「はぁ……A、どうしてあんたはそう勉強ばっかして……だから私は心配なのよ」


貴「いいじゃない。勉強」


姉「とりあえず！もう契約しちゃったからね？ちゃんと彼氏さんと仲良くしなさいよ」


貴「だから必要ないってば！！」





・





　この頃の私はまだ″恋″というものを知らなか ったんだ

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