*HS彼氏 ー1ー ページ2
貴「………ん」
朝。
いつも通りの朝……
あともう少し寝たいという欲望を抑え、ベッド
から起き上がる
貴「…………あれ」
そこでキッチンの方から良い匂いが漂ってくる
のに気付く
……?
このワンルームには私しか住んでいないはずな
んだけど
もしかしてお母さんが来たのかな?
・
貴「お母さーん……来てるの?」
ひょいとキッチンを覗いてみると……
貴「……は?」
「ん?あっおはようございま〜す♪」
若い男がキッチンに立ち、フライパンを持ち器
用に目玉焼きをひっくり返す
貴「………だれ」
「あれ?俺のこと知らない?……なーんてことはないはずなんだけどな〜」
貴「………私、知らない」
すると、彼は一瞬目を見開いたがすぐにニッコ リと笑うとこちらへ近づいてきた
・
貴「……な、なによ」
「なに……って、お姉さん昨日俺をレンタルしてくれたんでしょ?なのにそんな事言われるなんて寂しいな〜」
貴「レンタル……ああああっ!!!」
「はははっ!やっと思い出してくれた?」
貴「……うそでしょ」
・
やっと頭が働いて理解する
レンタルって……昨日の!?
……確かに彼は私があの時選んだ男の子だ
黒髪に人懐っこそうな笑み。
一目見てかっこいいな……と思った
・
だからといって今のこの状況を全て理解できた
わけではない。
来るの早すぎ!!
それにどうやって部屋に入った!!?
貴「あ、あのいくつか聞きたいことが…」
「うん。そうだろうね……ちょっとそこ座って待っててよ」
彼はテーブルを指差し私にそこへ座るよう促す
貴「………あ、うん」
「あと少しで出来上がるから!!」
貴「え……っと?何が」
「朝食でっす♡」
歯を出してニッコリと笑う彼の姿に不覚にも胸
が高鳴る
貴「………///」
朝の眠気はいつの間にかどこかへ行ってしまっ た
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ブラック?マン - 腹黒以外とタ・イ・プ★ (2015年9月13日 23時) (レス) id: fd71757be2 (このIDを非表示/違反報告)
黒バス大好き(*´∀`) - PG組やばいですねぇ( 〃▽〃)カッコいいです(*´ω`*) (2015年7月26日 20時) (レス) id: 511e0d16f4 (このIDを非表示/違反報告)
スターライト - 私、PG組大好きだからめっちゃテンション上がりました!! (2014年7月9日 21時) (レス) id: 1fb13f8358 (このIDを非表示/違反報告)
蒐兎(プロフ) - なんですかこれ!?よすぎます!やばいです!文才ありすぎですよ!すごい…頑張ってください (2014年3月15日 14時) (レス) id: 1cfa3d1b1f (このIDを非表示/違反報告)
進(プロフ) - ぷろていん@絶煌の魔剣士さん» 本当ですね!!間違ってます(>_<) ご指摘ありがとうございます!直しておきました(^o^) (2014年2月16日 23時) (レス) id: 6d90a9386b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神崎 進 | 作成日時:2014年1月6日 0時