mission106 ページ27
youside
"日々樹｢長い廊下を抜けた後は、近くにある階段を使い地下へと向かって下さい。地下は今は使われていない牢獄となっていますが配置されていた見張りは眠らせたので大丈夫でしょう♪牢獄は地下水路に繋がっていますのでとりあえずは地下水路に向かうといいでしょう♪｣"
A｢ここが、牢獄…｣
渉に言われた通りに来てみれば倒れている見張りが2人。恐らく渉に眠らされたのだろう。
牢獄は闇に包まれており、足元もおぼつかない。
暗闇の中をふらつきながら小走りで進んでいると、凛月君が手を握ってくれた。
凛月｢俺、夜目が効くから。手離さないでよ？｣
A｢う、うん！｣
それから15分程走っていると、牢獄を抜け地下水路に辿り着いた。
"日々樹｢地下水路に着いたら5つ目のマンホールから外に出てください。5つ目のマンホールは城の北側にある森の近くへと繋がっています。マンホールを出たら北部へ向かうといいでしょう♪｣"
渉の言葉を思い出しながら5つ目のマンホールを探し出す。
A｢これが4つ目だから…あ、あそこにあるのが5個目じゃない？｣
凛月｢みたいだね。ほら、急いで。とりあえず地下水路から出ないと。｣
そして私達は…なんとか脱出に成功した。
A｢はぁっ、はぁ、疲れた…｣
凛月｢とりあえず、第1関門は突破だね。多分今頃俺らが居ないことに気づいたと思うけど。｣
A｢うん。急いでここから離れよう。｣
それからまたしばらく凛月君と二人で森の中を駆けつづけた。
そして、突然凛月君が立ち止まって口を開いた。
凛月｢ねぇ、見て。｣
凛月君が指さした先にあったのは…広大なセレナイトの領地だった。
おそらく、いまいる場所はセレナイトの王都を一望できる場所なのだろう。
王都は夜でも光を放っており、幻想的な風景を創造している。
A｢綺麗…｣
私も思わず足を止め、その絶景に魅入っていた。
すると、凛月君は王都の端にある大きな城を指さしこう言った。
凛月｢俺達、ついさっきまであそこにいたんだよ。そして…俺達はつい最近まであの中で暮らしていた。｣
A｢うん…｣
凛月｢北部に行ったら、しばらく王都には戻れないかもしれないよ。Knightsの皆にも会えないかもしれない。本当に、俺についてくる覚悟はあるの？｣
凛月君は不安げに私を見据える。が、私の返事は既に決まっていた。
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リューゲ(プロフ) - yudukim0110さん» 励みになります！頑張ります！ (2023年1月8日 4時) (
レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
yudukim0110(プロフ) - 凛月くんが安定のかっこよさ🫶紅郎さん敵だけどかっこいいんだよな、惚れちゃう。いや毎回終わるタイミングが完璧なんですよ！続き楽しみにしてます😋 (2023年1月7日 21時) (レス) @page30 id: 114e667087 (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - @yudukim0110 コメントありがとうございます！！こんな駄作を面白いと言って貰えてとても嬉しいです😭紅月は強者として出したかったんです😊凛月君の夜型個性は消しちゃいましたが吸血鬼っぽく見せれるように頑張ります😊 (2023年1月6日 0時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
yudukim0110(プロフ) - ここで紅郎さんが来るか。。！毎回面白くて尊敬です🫠はい、吸血鬼っぽいです。。。(笑) (2023年1月5日 19時) (レス) @page29 id: 114e667087 (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - @ひーちゃん ありがとうございます！更新の励みになります！！これからも頑張ります！ (2022年11月27日 18時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューゲ | 作成日時：2022年11月27日 17時
