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第31話 「スペシャルゲスト」 ページ33

キドサイド。




アジトでユリの仕業だったと聞いた。






でも、俺はユリを蔑もうだなんて思っていない。







嫌いになったりしない。






団員から外そうだなんて思っていない。







ユウの時と同じ。







もう一度笑い合いたいからな、絶対に放さない。








そこでAのことも聞いた。







クロハという奴を説得するらしく、まだ向こうに残ったままだそうだ。








ちゃんと説得できたらいいのだが…









ガチャッと扉が開く音が聞こえた。






マ「Aだ!」






マリーが走って玄関に行く。







俺たちは安堵の表情を浮かべあった。







だけど。









入ってきたのはまったく知らない男だった。









しかも、心なしかコノハに似ている。








?「よぉ憐れな人間たち」






そして、銃を突きつけてきた。








突然のことについていかない頭を無理やり動かして、モモやヒビヤ、怯え泣くマリーを庇うように前に出た。









?「『隠す』は団長だもんなぁ、こいつらを守りたいとでも思ったのか?


バカめ」







隠す?





団長?







なぜこいつが知っている?





どういうことだ?








相手を睨みつける。







すると、ユリがぼそっと呟いた。







ユリ「クロハ…」







キ「!」





こいつがクロハ?





キ「Aはどこだ?」







ク「あ?


Aならババァと一緒に捕まえてるぜ」






ニヤリと笑うクロハ。






その姿に虫唾が走ると共に怒りが溢れてきた。






怒鳴ろうとすれば、





ク「おっと怒るなよ『隠す』。


今回は俺がやるんじゃねぇ、スペシャルゲストだ」








スペシャルゲスト?






ク「ほら、こいよ」







クロハがリビングの扉に視線をやる。








つられて俺らもそこに目をやると、そこには一人の少年が立っていた。

第32話 「懐かしい声」→←第30話 「行きたい」



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設定タグ:カゲプロ , 裏切り , しく   
作品ジャンル:アニメ
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キラピカ - この作品見るの2回目ですけど、凄く面白く、この作品に没頭しました!そして、とても感動しました!もう、しくさん、神ですか!?しくさんじゃなくてしく様ですね!これからも、体調に気をつけて、新しい作品をじゃんじゃん作って更新してください!ファイト! (2018年11月13日 22時) (レス) id: 685a53fe80 (このIDを非表示/違反報告)
メカクシティアクターズ - ヤバい、、、、この作品神じゃね?めちゃくちゃ感動したわ!!めっちゃ面白い!これからもがんばれ!( ´∀`)bグッ! (2018年7月18日 14時) (レス) id: 9a678018f7 (このIDを非表示/違反報告)
ワタアメ - 違反かはわかりませんが、私は、とても面白かったです!全然不快じゃありません!最後まで書ききってくださりありがとうございました!!!! (2018年6月2日 20時) (レス) id: 261bc1b2af (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ルールを見てみたのですが、裏切り小説が違反だとは書いてありません。ただ、暴力などの描写がある場合はフラグを立てて欲しいとの事。犯罪かと言われれば微妙なところですね(;゚∇゚)原作者様が、著作権侵害だと思われた場合OUTです! (2018年5月11日 1時) (レス) id: b83f2637f9 (このIDを非表示/違反報告)
有希(プロフ) - 「ソナタ大好き!」のところで涙が止まらなくなったヤバいこの作品神だわ!! (2016年7月3日 1時) (レス) id: 9ca55512bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しく | 作成日時:2014年9月16日 17時

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