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23. カロスリーグ開幕 最強の真意 ページ16

カロスリーグ最終日 ミアレスタジアム内控え室

カルネ 「いよいよ今日が、カロスリーグ最終日…
  シオンちゃんの話が確かなら、フレア団は今日動く可能性が高いのよね?」
夢主「私の推測が正しければ、です…」
プラタ「しかし、いまだに信じられないな…
  あのフラダリさんが、そんなことをしていたなんて」
夢主「…それでも、あの男によって苦しめられているポケモンがいるのは事実なんです…」

そう言って険しい顔で自身の手を強く握りしめるシオンに、カルネがそっと手を重ねる

カルネ 「大丈夫よ、各地のジュンサーさんたちやジョーイさんたちはもちろん、
  各ジムリーダーにも有事に備えるように伝達してあるわ
  人々やポケモン達への被害は、最小限に抑えて見せる…
  それが、カロスチャンピオンとしての役目でもあるのだから」
夢主「カルネさん…
  ありがとうございます、私も、チャンピオンとして私に出来ることをします」
カルネ 「ええ」
プラタ「僕も、協力できることがあれば協力するよ
  シオン君が、これ以上抱え込む必要はないんだ…
  僕だってアランのことがある、決して他人ごとではないからね
  微力ながら、サポートくらいはさせてもらうよ」

そういってプラターヌはカルネの手に重ねるようにして自身の手を添え、いつものようにウインクして見せた

夢主「プラターヌ博士…はい、よろしくお願いします」

ようやく、かすかな笑みを見せたシオンに、カルネとプラターヌも笑顔で返す
しかし、シオンが笑みを見せたのはほんの少しのことで、すぐにその表情は再び曇ってしまう

夢主「でも…やっぱり不安です」
カルネ 「シオンちゃん、どうしてそんなに…
  何かまだ、私たちに話していない事情があるんでしょう?
  聞かせて…?」
夢主「…少し前から、同じような夢を見るんです…」
プラタ「夢?」
夢主「赤く染まった空の下で、太くて不気味なツタにおおわれた、ミアレシティの夢…
  それに、大きな岩…
  何かのポケモンのような形の岩が、ミアレシティをおおったツタで、どこかへ向かう夢…
  どちらも見たことなんてないはずなのに、とても鮮明に覚えていて…
  このリーグが近くなるほどに、どんどんリアルになっていて…
  私、またあの時(・・・)みたいに、大切なもの、全部失ってしまうんじゃないかって…!
  すごく、怖くて!」

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あい - とても素敵な作品ですね!更新再開を願っています!これからもも頑張ってください (2019年10月12日 15時) (レス) id: 94215d71fb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。私は、この話が大好きです…(照)。 (2019年2月11日 8時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
* - オリジナルを外してください。 (2018年12月24日 2時) (レス) id: e51d07dac9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カンパニュラ | 作成日時:2018年12月24日 0時

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