10.黒髪少年の過去と今の思い ページ14
夢主「それでも、その可能性が一番高いのよ
里の上層部、あるいは上忍の中…
いずれにしても、火影やご意見番の方々との接触機会が多い立場の人間の仕業だと思うわ」
ｻｽｹ 「そうか…それほどの人間ならば、情報操作もたやすく行えるってわけか…」
夢主「そういうことよ…」
そういったサスケは、悔しげにこぶしを握り、その手を震わせるが、
シオンはゆっくりとその手に自分の手を重ねる
夢主「でも、今はまだ様子見よ」
ｻｽｹ 「様子見、だと？」
夢主「そうよ
相手の明確な正体もわからないまま、やみくもに攻撃しては、
むしろ警戒心を抱かせるだけ…
それなら、今はまだ静かに様子を見て、証拠を集める
そして、ここぞというときに決定的な一撃を相手に叩き込むの」
ｻｽｹ 「…分かった」
いくらかリラックスした様子を見せるサスケを見て、
シオンも安心した表情になり、どこからともなく笑いあう二人だが、
ついにそれまで完全に蚊帳の外だったナルトがしびれを切らした
ﾅﾙﾄ 「だぁ〜！ ねぇちゃんもサスケも、いったい何の話をしてるんだってばよ!?
俺ってば、ぜんっぜん分かんねぇ！」
そういって勢い良く立ち上がるナルトだが、
それを見たシオンとサスケは一瞬顔を見合わせると、再び笑い出す
夢主「ごめんごめん、ちょっと難しかったよね
でも、ナルトもいつか分かる日が来るから」
そういってシオンは笑いながらナルトの頭を撫でる
するとナルトは、ぶつぶつと何かをつぶやきながらそっぽを向くも、
おとなしく頭を撫でられていた
夢主「それで、話を戻すけど、私が今火影様から受けている相談…
ナルトと同じように、サスケ君も弟として引き取らないかって」
ｻｽｹ 「・・・」
ﾅﾙﾄ 「・・・・・・」
シオンから相談事の核心を聞かされ、思わず絶句するサスケとナルト
それを見たシオンも苦笑する
夢主「火影様いわく、“すでに多くの獣の世話をしているおぬしなら、
あと一人増えたところで大差はなかろう”って…
確かに動物ならあと1匹や2匹増えたくらいで問題はないけれど、
それが人間なら話は全くの別物よ…」
ｻｽｹ 「第一俺は動物じゃないぞ」
夢主「私もそういったんだけどね〜
ナルトを預かっているっていう前例もある以上、
そう簡単に向こうも折れてくれなくて…
結局はサスケ君本人の意思に任せるって形で落ち着いたんだけど…」
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カンパニュラ(プロフ) - oSmCMD2fzNheAHhさん» oSmCMD2fzNheAHhさん、ありがとうございます！これからも不定期更新ながら頑張っていかせていただきます!! (2018年11月9日 21時) (
レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
oSmCMD2fzNheAHh(プロフ) - 楽しみに読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2018年11月9日 18時) (レス) id: 980b018e5c (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - ほろろさん、銀狼(オツキミ)さん、ありがとうございます！ メガ進化は、なるべく早いうちに登場させますので、楽しみにしていてください!! (2017年8月13日 0時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2017年8月8日 21時
