忍び寄る蛇 ページ2
た「!…みんな、あいつに近づいちゃダメだ!塵にされるよ!!」
千「ち、ちり!?」
水「……」
水色はおもむろに足元の空き瓶を拾うと、藍染に向かって投げつけた。
た「な!?」
啓「おまっ、何やってんだよ!!?」
水色が投げた空き瓶は、藍染にぶつかる前に一瞬にして消える。
千「!」
水「うわ、本当だったんだ…」
千「ねぇ、やばいって…!早く逃げようよ!」
た「早く!走るよ!」
たつき、啓吾、千鶴は顔を青くしながら駆け出す。しかし、水色はまだカバンの中を漁っていた。
啓「おい水色!?早く来いよ!!」
水「…それじゃあ……こっちで。」
水色はヒョイと何かを投げた。
た「あ、あいつ…今なに投げた…?(汗」
啓「まさか…(汗」
水色は暫くして三人の方に駆け寄って来た。
水「早く離れた方がいいよ、ガス爆発するから。」
水色は、またなんともない顔で爆弾発言をする。
全−水「「うわあぁぁぁあ!!」」
ドオォォン!!!
凄まじい音とともに煙が舞い上がる。
千「し、んだの…?」
た「……」
煙の中から、無傷の藍染が現れる。
全「「!!」」
啓「…そんな……」
啓吾達の絶望的な表情を見て、藍染は楽しそうに笑みを深めた。
藍「そろそろ、飽きてきたな…」
藍染は刀を握り直す。
た「__!!」
今度こそ、殺される__!!
その瞬間、四人の前に黒い着物に身を包んだ男が飛び出してきた。
啓「こっ、今度は誰だよー!!」
車「藍染んーー!!覚悟しろぉ!!この車谷様が成敗してやる!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ギ「なんや爆発音が聞こえたけど…なんかあったんやろか?」
…ドォォ…
あ、またや。
少しして、ギンは藍染達がいる場所の建物の屋上までやってきた。
ギ「…えらい盛り上がってるみたいやね。」
下を見ると、死神と思われる男の能力によって藍染が岩に押し潰されている。男はその間に逃げるつもりのようだ。
足止めのつもりやろか……あんなん、藍染にしたら虫がついとるみたいなもんや。
案の定、藍染は軽々と岩をどかす。
さて……そろそろ頃合いやね…
ギンは崩れた岩の元に降り立つ。
ギ「ただいま戻りました。……藍染隊長。」
310人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
純 - 一言しか言えねぇ……しんどかったです (2018年9月12日 16時) (レス) id: cfb4ebe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 感動しました!!ギン素敵です。この作品大好きです(*´˘`*) (2017年9月13日 22時) (レス) id: f1cdc6bf1b (このIDを非表示/違反報告)
あかねっち - めっちゃくちゃ感動しました!(;_;)ギンかっこよすぎます!!また作者様の書くギンの小説読みたいです!!!! (2017年2月14日 1時) (レス) id: 7d3b3da003 (このIDを非表示/違反報告)
K&T(プロフ) - めっちゃ感動しました!号泣しました! (2017年2月4日 18時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - めっちゃ号泣しました(泣) (2016年8月15日 20時) (レス) id: 4e104a5374 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わっふる | 作成日時:2014年6月11日 13時