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六色にかける願い 1 ページ35

冬も終わる頃。
神様と話したころから、ずっと考えていたこと……それが、頭の中をぐるぐると回っていた。

もちろん仕事は全力でやってるけど。


今日も放課後にレッスンがある。
気持ちを切り替え、流星隊のレッスンルームに向かう。


「遅くなりましたー…」


中には珍しいことに、既に二人とも揃っていた。
彼ら二人は額を集めて、何やら楽しそうに話しをしていた。


「お、来たか理!」

「しおう、おそかったですね〜?」

「すみません、日直の仕事が長引いて……。先輩方は、何の話しをしていたんですか?」


荷物を端に置きながら問いかけると、守沢先輩はよくぞ聞いてくれたとばかりに笑顔を見せた。


「もうそろそろ新入生が入ってくるだろう?
だから、流星隊もメンバーを勧誘しようと思ってな!」


……ああ。そうか、もうそろそろか。

もうすぐ、ストーリーが始まるのか。


「いいと思いますよ?」

「だろう!? だから流星隊は、五色の戦士に合わせて、後輩を二人ほど招き入れたいと思っているのだが……」


ガツンッと、頭に響く音が鳴った気がした。
そうだ。何故、どうして俺は気付かなかったのだろう。


流星隊は五つの色を纏うヒーロー。
俺が、ホワイトがいるならば──


──残りは、二人じゃないか。

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(プロフ) - 一期雨楽♪さん» こんにちは。泣きそうになるくらい嬉しいお言葉でした。私の書く話で誰か一人でもあんスタ!の世界を好きになってくれるのなら、それ以上のことはありません。今は更新ができていない状態ですが、必ず続きを載せますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: a7c8dc252c (このIDを非表示/違反報告)
一期雨楽♪ - わたしは・・・・この小説を見て、あんスタを知り、どんどん調べていって流星隊推しになりました。見つけれてよかったとおもいます。ありがとうございます!! (2019年7月16日 20時) (レス) id: a5d56a5b82 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カグサさん» ありがとうこざいます!理くんすごいですよねー…。作者の私でもたまにハイスペックだなあと思ってしまうこともありますし。応援ありがとうこざいます。これからも頑張らせていただきます! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - 夢主くんの性格に惚れました!!更新楽しみにしてます!微力ながら応援させていただきます♪ (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます!楽しんでいただける方がいると、こちらもやりがいが出るので嬉しいです。 (2017年12月27日 2時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詅 | 作成日時:2017年12月17日 20時

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